別館PCチラシの裏日記帳 第2章

世界一!長ーい記事のブログを目指していますw

ヘッドホンアンプとPS-3249をかっこよく?(^^;ケースに組む

LinkMan HP AMPとPS-3249をケースに組む 難易度★
前々回で組んだUSB-DACとヘッドホンアンプをちょっとの間試験も兼ねて裸のまま使って音質チェックなどしていましたが見栄えが激しく良くありませんので..(^^; ケースに組んでみました。
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 ケースを加工する
先ずは、ケース加工から..ハンドドリルで初めはチョボチョボしていたのですが..タカチのYMシリーズって..アルミなんだけどかなり手強いと言う記憶がよみがえり、ふと近くのホムセンを見たら何だ?電動ドリルって\3,000しないんだ!と言う事が発覚(^^;;リョービの結構まともな物すら\3,980しかしないなんて..ハンドドリルなんて使ってらんない!と言う事で電動ドライバー兼のドリルを\2,780程で購入してきました。
ドリル本体はともかく歯は少々値が張っても変な物買わない方が良いですよ!偏心がズレて居たり数回程で歯がダメになったりしますので注意が必要ですね。
後注意したいのは穴開けの位置決め、正確に一直線にそれぞれ経の違う穴を開ける事は実は至難の業..定規などで予め穴開けの位置を決めて、穴を開ける前はポンチなどでマークしておきます。
(それでもズレる時はズレます(^^;; )
ドリルは一気にギーッと押しつけず高速回転で穴開けをするとバリが出にくいと思います。
ドリルではカバー出来ない穴を開ける時にテーパーリーマで穴を広げていきます、バリは丸ヤスリやニッパ等で処理します。
表示窓などの四角い穴やUSB端子などの穴はドリルで穴開けをしてからヤスリでコツコツ削って形を作るようにしていきます。
アルミでも結構手強いですよ。
 ケースには保護ビニールが掛けてありますので直にマジックでマークしても大丈夫です。
 
金屑片が目に入ると大変危険です!保護眼鏡を掛けて作業しましょう!
 
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基板の取り付け
ヘッドホンアンプはマザーボード固定に使用する六角ベースを使用して固定してみました。
USB-DACの方は付属の取り付け金具を使用して固定する事にしました。
YM-140位のケースで良かったように思えますが右の空白部は、私のは拡張スペースと言う事にしています。OPアンプバッファをFET差動バッファかトランス式にするか?考案中なのです。
ヘッドホンアンプ本体の音質もチェックしたいので一応外部入力とUSB-DACの入力を切り換え出来るようにしてありますが、AUDIOはあんまり接点を増やすのは良い事では無いので省略しても構いません。
 ステレオなので逆相になったりL,Rが逆になったりしないよう注意して配線しましょう!何処か1カ所でも逆接すればL,Rが反転します。(3芯ケーブルを使うと逆相になる事はまず無いので便利かも知れません)
配線も半田不良は音の定位感を著しく低下させるだけで無くトラブルの元になるので慎重に!
ボリュームも今回小型組み込み用を使用しましたが(10KΩAカーブ)変なのを使うと初めからガリオーム(回すとガリガリ音がする)が有ったりLRのバランスが良くない物(ギャングエラー)も有るようですのである程度拘った方良いかもしれませんね、後10年位前の在庫を未だ売っている所も少なくないので回転の早いALPS等有名メーカーを使用した方良いです。VRは10年も放置すると必ずガリが出ます!(デジタルボリューム何て言うのも有ります)LEDには必ず電源電圧に合った抵抗か、定電圧ダイオードを挿入して下さい。
抵抗値の求め方はここに詳しく書いてあります。
 
イメージ 3組み込み完了!
完成しましたね!ケースがケースだけに古くささを感じないとか前回書きましたが何となくレトロな感じが漂ってきますね(^^;; 若年の方は最近ケースもおしゃれな物も有りますので敢えてYM180を選ぶ理由も無いでしょう。
私今回実は大失敗しています(^^;
一直線の穴を開けるのに気を取られて等間隔で無い事にこの写真を見て気がつきました...orz...
もう一つ、慣れない電動ドリルで滑ってDAC固定の所の穴が変な所に開いて裏はとんでもない事になっています..(^^;;大ショックなのですorz まあ裏は使っていると気にならないから細かい事は気にしなくて良いのです PLランプのLEDは態と昔から有る低輝度タイプを使用しています、今のギラギラ眩しい青色はイヤなのです!
これは要らなかったか!?と思われる標準ジャックも装備しましたが今後、OHタイプのヘッドホンも購入予定があるので取りあえず付けています。
 ヘッドホンをダブルで繋いでも合計で16Ω程度迄なら余裕でドライブ出来ます。(32Ω+32Ω)
視聴した感想
次に視聴してみた感想ですが、結論から言いましてPS3249の出力をLinkManのHPアンプに繋いでもヘッドホンを十分ドライブ出来る出力を得られますが音質にはサプライズはありませんでした。
外部入力をCDプレーヤーに繋いでHPアンプの素性を確かめてみましたが、大変素直な音が出ますね、帯域はフラットに出ていて変な癖は無い様に思えます、ただやはり物足りなさを感じてしまいます。
ただまともなヘッドホンで未だ試していないので、ヘッドホンを変えた時の評価は変わるかも知れません。
前記事にPS-3249のOPアンプを変えた時の視聴感想が書いてありますが、素直さ故にそのまま引き継がれている感じがしました。
※これは飽くまで製作直後の感想でエージングが進むと本領を発揮してきますので製作直後の音を聞いて決してガッカリしないで下さいね。
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テレビの視聴にも!
USB-DACはPCに貯めた音楽データだけを聞くだけの物ではありません、PCから出てくる全ての音声がUSB-DAC経由で出てきます。
ではでは..テレビの音は良くなるのでしょうか?
TVTestで契約しているミュージックエア、MTV等の音楽放送を聞いてみました。
写真は丁度アッシュのライブをしていたので圧縮音源はどうなのかな?と思い本機に切り換えた所...今度こそは.......... 
こ、こ、こ、これは!シャキーン!
良い感じ!なのです。
テレビの音楽番組(特にライブ!)にこそかなり効果的なのです!テレビの内蔵スピーカーやPCの音源ボードでは聞き取り難い細やかな音まで聞き取る事が出来てます。
音質の良い番組なんかは画面に映っている楽器の音が手に取るように聞き取れるんです!素晴らしい!
今回のアッシュのライブでもOPアンプの特徴であるギターの音の明瞭度は遺憾なく発揮されていました。
テレビの音ってこんなに良かったの?(^^;; 地デジでも同じ事が言えます、特に東芝マスターの局の音質の良さがよく分かります(ただ音質が良くても番組内容があれじゃね(^^;; )
試しに、PCのオンボードの音源に切り換えてみたら..(最近はオンボードでも結構まともな音が出たりするので)
あららららら..音の分離感が無いですね、差は歴然でした。(しかしそれなりにオンボでも鳴ります)
※但しPV等ソース自体にヒスノイズが乗って居たり低ビットレートで音が翻っているような最悪な物も有ります。
※2 私はPCのTV環境はPT2,3しか無いので試していませんが一般の暗号化するTVチューナーだとUSB DACに出力出来ない場合もあるので注意して下さい。
音質が素直が故に、音質が良いソースはより高音質に、音質の悪いソースはそれなりに..なります(どこかで聞いた事あるフレーズですね(^^;; )128kbpsのMP3何かはオンボのサウンドでは荒が目立ちませんがこれだと320kbpsと128kbpsの音質の違いがハッキリ分かります、それ所か先ず耳のいい人で無いと気がつかないであろう無圧縮と320kbpsのMP3の違いまで判別出来ます。
そんな事をしているウチに、HPアンプの方のエージングも進むと...低域が段々しまってきた感じがしますねー
素直で有りながら洋楽に有りがちな重低音はSE-200PCIでは割れがちでしたがこちらだとヘッドホンでも意外と割れずに出ているのにはチョット驚きました。
(重低音がソースに入っていれば出し惜しみしないで素直に出てくる感じ)
それ故に、なるべく音質が良いソースを選んで視聴してみて下さいね!元々音質が良くないソースを聞いても「このヘボアンプ!!」とか誤解を生むだけなのです(^^;;
 
それと、DAC自体セルフパワーやCR交換、OPアンプ交換など試行錯誤で音質の改善を狙いましたがOPアンプ意外これといった改善は無くセルフパワーでもイマイチ変化が見られず却って電源ON時のポップノイズが出るようになったので、バスパワーに戻してDAC ICの電源供給だけを別途3極子レギュレーターから供給するように変えただけです。
 
コンデンサの交換についてと、エージングは何で必要なの?
又、HPアンプやDACコンデンサを変えて楽しもう!と言う方も多いと思いますが、ぺるけさんがAKI-DACに付いて大変詳しく解説されておりますのでこちらを参考に同じ2704C搭載のPS-3249も回路図とにらめっこしてからコンデンサの置き換えをすると良いかもしれません。
解説サイト
コンデンサの耐圧は使用する電源電圧に合わせて下さい例えば12Vの電圧にする場合耐圧16Vで十分です。
又レギュレーターで降圧されている場所のコンデンサはテスターで挿入する場所の電圧を測って5Vしか掛かって居ないところは耐圧6.3V又は10V程度で十分です。
カップリングコンデンサも10~16V程度で良いのでは無いでしょうか?
余裕を持って25Vとか必要有りません、と言うのはコンデンサは意外と熱に弱く熱を加えるとコンデンサの特性が変わってしまいます戻すには耐圧に近い電圧をかけ続けなければ行けないからです、耐圧が高いと復旧に時間が掛かってしまうそうです。(だから半田付け後のエージングは大切なのです)
あと高級コンデンサも良いですが色々ネットを見てみると根拠の無い売り文句でボッ○価格でパーツ販売をしているところも見かけます(理論は嘘じゃ無いのかも知れませんか)コンデンサなんてオーディオ用でも通常基板搭載用なら高くても\400程度の物でも良いのでは?(飽くまでも私感です)
私はDAC側の電源とOPアンプ回りの電コンを変えただけです、あまり効果が無かったので前に押さないだけ(^^;;
コンデンサー交換に関してはネットで探すと参考になるサイトがありますのでコッチを見てからトライした方良さそうですね。 
PS-3249(私の場合チョット電源回りとコンデンサを一部変えていますが)とLinkMan HPアンプの組み合わせでも
オンボードと比較して歴然の差がでますので初めての方もこの組み合わせなら両方とも組みやすいキットになっていますので失敗も少ないと思いますので試してみても良いと思います、後でOPアンプバッファからFET差動バッファに改造するなりすれば音質の変化も楽しめると思います!
 
FET差動ヘッドホンアンプ製作中!  
次のステップに行きますね、既に第一回目に有ったFET差動ヘッドホンアンプの製作に取り掛かっています。
初めは平ラグ板を使用したペルケさんオリジナルで進めようとしましたが、私が作ると何か?スマートで無いんですよね(私の性格が出たのでしょうか?(^^;;; )半導体は殆ど半田付けしてなかったので製作途中ですが急遽ユニバーサル基板に変更中なのです。
平ラグ板で組む場合、こちらの記事も一読してから取り掛かった方良いです(^^;;
 
 最後に
 これからの展望として、今回私に取っては未だ満足出来ないので秋月のAKI-DACの方も安いので試してみようかな..と後はスピーカーを鳴らす為のデジタルアンプも興味津々です、行き着くは先は久しぶりの真空管アンプ