別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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LinkMan ヘッドホンアンプとOPアンプ交換

LinkManヘッドホンアンプの組み立て 難易度★★
イメージ 1今回購入したのはこの2種類
LinkMan 「オペアンプ+ダイアモンドバッファ」ヘッドホンアンプ、型名LHPA-DIA_BUFFER KIT
ですOPアンプに低ノイズトランジスターを組み合わせたヘッドホンアンプなのです。
お値段は\3,480とこの手のキットの中ではリズーナブルです。
それともう一つ、このキット用のアップグレード+ゲインコントロールセット、型番LHPA-DIA_BUFFER-OP
の2種類なのです。
2種類ともマルツパーツ仙台店に在庫が有ったので確保してきました(^^;
販売URL

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基板は、前回のUSB-DACから比較してコンパクト且つ部品が密集していて今時キットにしては非常に珍しくトランジスタが12石も使われているのです。
結構手の込んだ物ですよね、今の標準的なアンプに付いているヘッドホンアンプなんてOPアンプと周辺部品がチョコッと付いているだけの単純な物しか付いていないのです。
これは期待出来るのか?
で、手始めは横付け抵抗や低電圧ダイオードICソケットなど背の低い部品から半田付け作業をしていきますR17-R21のゲイン調整用の抵抗は足は曲げずに真っ直ぐにしたまま半田付けして下さい(後で交換の必要が出るかも知れないから
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です。)
そして、予想外の難関がこのキットにはあるのです....
それはチップコンデンサ!まさか手付けとは思いませんでしたが、昔ページャーの修理で培った芸が発揮出来ましたね(^^;;
初めての方は取説を良く見てチャレンジしてみて下さい。
少々雑でも確実に半田付けさえ出来ればOK!
ピンセットは準備しておきましょう。
最後に、背の高いコンデンサー類や立ち付け抵抗(忘れずに)
半田付けをして基板は完成です。
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はい、完成しました!
基板はコンパクトなのに部品が密集していて初めてだと難易度はチョット高め..
難関はチップコンデンサの半田付けです。
トランジスタの多さは異常!足の半田付けだけでもウンザリしてきます(^^;
Tr、ダイオード、電コンには極性が有りますので注意して下さい!
電コンの極性を間違うと破裂することが有ります!
(経験者は語る(^^;; )
OPアンプも絶対に逆差しはしないようにして下さい!確実に破損すると説明書に書かれてます。
基板組み立ての所要時間は私の場合約1時間位でした。
中々説明書も親切でエレキット同様、初めて電子工作をする方でも安心して組み立てられるキットだと思います、基板はコンパクトですし電池駆動も可能なので006P(角形9V乾電池)を使ってコンパクトに仕上げてiPHONEやポータブルオーディオのお供にも最適です。(そもそもは据え置き用)
次のステップへ..
イメージ 5さて、基板は完成したので次のステップに行きます私は据え置き用を想定していますのでケースは余裕を持って横幅180mmのタカチYM-180を選択しました。
このケースも息が長いですね、80年代に同じケースでアマ無線機器、QRP送信機やPSKモデムはたまたスピーチプロセッサー入りスタンドマイク用のケースにも使った記憶があります。発売からかなり立っているのにこの2トーンスタイルは古くささを感じさせません。
※スピーチプロセッサーとは?
AM(DSB)とSSBに於いて送信出力を上げずに音声出力を均一にする事で相手方に明瞭な音声を届けられる為目立つ事が出来た。
コチラでもOPアンプを使用していた為これとの共通点も多い、と言うか..このヘッドホンアンプにALCを付けて増幅率を落とせばればそのままスピーチプロセッサーにもなってしまう..かも(^^;;
その他、秋月の12VスイッチングACアダプタ(山形の秋葉原の愛称で有名な近所のパーツやで何故か置いてあった?)VR端子類も揃いました。
後は組むだけー(次回へ続く..のです(^^;; )
USB-DACも一緒に組み込む予定です。
PS-3249のOPアンプを変えたら...
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今回は適当に(^^;; オペアンプを変えてみました!
オペアンプの音質の変化とははどんな物なのか前から興味がありました。
今回は、マルツパーツに偶々置いてあったOPA2134と言う石と交換してみる事にしました。
石評価はコチラ..を参考程度に..(感性は人それぞれですので)
 
 
イメージ 7PS-3249のオペアンプをOPA2134に入れ替えて、改造箇所はOPアンプ回りの電コンをLinkManHPアンプで余ったAUDIO用の電コンに交換、USBバスパワー用の電コンもマザーボードでお馴染みのOSコンの個体コンに変えてみました(ここは普通の低ESR品で良い)
まあ、ここは気の持ちようかも..
電コンだけ変えて聞いてみた所確かに低域がしまって聞こえるような気がします??????(^^;;
 これと言ったサプライズはありません。
\60のNMJ4580Dと\240もしたOPA2134で一体どんな差があるのか!?
クラッシック(無圧縮)
試聴曲:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク セレナード第13番ト長調 K.525~第1楽章」
NMJ4580Dに比べて柔らかい音がします(所謂高級な音!)
バイオリンの曇りも無く、初めは高域は不足気味かな?と思いましたが、まあまあの伸びがあり、低域も力強い感じでコントラバスが迫ってくる感がします、ffのスケール感が半端なく素敵!思わずおっ風呂にバスロマン~♪と歌ってしまいました! (^^;; オィ!
ポップス(洋楽、J-POP)
試聴アルバム:DISCO Fine(Best Album)(無圧縮)
ユーロビート、ディスコブームの80年代終盤にヒットした曲を集めたアルバム
何となく、これで無い感がありますが(何かあの頃聴いたサウンドとは何か違う落ち着き)特にシニータのTOY BOYがもの凄く違和感を感じました、シニータの耳をかすねる透き通るボーカル感が感じない等..もしかして私の耳が高域が聞こえなくなっているんじゃ??(と思ってチラシの裏"で紹介しているあのソフトで試したら19KHz位迄何とか未だ聞き取れますね、良かった)しかしながらCooCooのUp Side Downのボーカルの甲高さに付いては一応は再現されていますね。当時のドスドス感(何じゃそれ(^^;;)もしっかり再現されていました。(ドスドス感=最近の重低音とは違う低音)
ハードロック系は?これでは物足りない気がしたのですが?意外と良い感じ!
deep purple - Black Night、Wring that neckを聞いてみたら..お家芸のギターの音も明瞭度が有りかなり聞きやすい感じがします。Van HalenのEruptionと言う曲も演出上でのギターの歪み感も良く再現されています。
それと昔、第一次オーヲタ(^^;していた時にスピーカーの試聴によく使っていたポールモーリアの「オリーブの首飾り」この曲はスピーカーの癖を見つけやすい要素があるので重宝していました。
徐に聞いてみたら...癖を感知しやすいこの曲の中低域も癖が無く大変素直に聞こえた事は吃驚しました。
豚に真珠じゃなくて(^^;;コラコラ 「エーゲ海の真珠」もチャラチャラ感が無くてBGMにしていても気になりません。
ポールモーリアと言えばもう2006年に他界してしまっていますが、JFN(東京FM)のジェットストリーム(条達也 時代には聞いていたんですが他界後は聞かなくなってしまいました)等でよく耳にしましたね。
流す感じで聞くには良い曲ばかり揃っていますが、当時としては最先端のPCMマスタリングを使用したり80年以降のアルバムは音質的によいものが沢山有ります、オーディオの試聴にも私は良く使用していたりしていました。
その他J-POP何かも斉藤和義の突き刺さったようなボーカル(^^;;も落ち着いた感じがして聞きやすいです!
私はJ-POPも聞きますがK-POPはジャニーズ系と同じで拒否反応が出るようですw 
ジャニーズ系嫌いは今始まった事では無く小さい頃からです何となく敵意を持っていました(^^;;
やはり、お値段なりの音はするんだなー...と思った次第です。
不思議な事にOPアンプ交換初心者の私でも上のURLの評価に同感!と言う感じがしますね。
しかし、NMJ4580Dも捨てがたい魅力はあるのです(若者向けの明るい音)
仙台でもチョット入手出来なかったMUSES8820等も試してみたいですよね。
OPアンプ交換は根本的な音質を改善する効果は薄いと思いますが、各OPアンプの癖や持ち味を楽しむ物と思った方が良いようです、根本的な音質改善は回路設計自体見直さないと無いんじゃ無いかな?と思います。
PS-3241に何千円もする高級OPアンプを搭載したとしてもそれこそ豚に真珠(^^;;なのです、それなりの品質のパーツと回路設計も気を遣わないと行けないようです。
※PS-3241で使うOPアンプは高利得タイプの物だと発振する場合がありますので注意が必要です
と言う事で次回に続くのです...次回は、ヘッドホンアンプとUSB-DACをケースに組んで試聴をしていきます。
効果の程は??