ThinkPad X280中古ノートパソコンを購入してみました
ノーパソも正規のWin11対応機が欲しい..
という事で使い慣れたPCという事で、又又ThinkPadの購入ですポイントは何と言ってもWin11にも対応機が欲しいのと、CoffeeLake(8世代)以降、AMDがトンでもないマルチ性能を誇るRyzenプロセッサーをリリースした事で焦ったのかIntelもマルチ性能を上げるべき対策を始めた時期でもあります。
Intelのコンシューマ向けCPUは初代Core~KabyLake(7世代)迄ハイエンドでも4コア8スレッドで胡座をかいた状態でした。(シングル性能は世代ごと上がっては行った)
よって、8世代からU付き低電圧プロセッサーも2コアから4コア(8スレッド)になりマルチ性能がかなり改善されています。
そして、現在は13世代まで進んで(モバイルでは14世代の投入時期も近い)8世代も陳腐化しつつあります。
お値段も中古ですがi5 8350U辺りなら結構リーズナブルになって来ましたね。
(9世代以降は未だお高いので眼中にないです)
ThinkPad X280も程度によりますが8350UでFHD解像度のディスプレイで2万~位から購入可能です。
で、ヤフオクで落札してみました・・
落札後、翌日には到着!早!!(^^;流石専用業作様m(_._)m
梱包はしっかりしてますね。
届いた本体はコレ!
一部ベゼルのめくれ(後で修正します)とキーボードの文字ハゲも有りますが使用には全く問題ありませんね。バッテリーは78%程度容量が残ってますので普通ですかね。良かったのは中古だと別売りにしている事が多いLANアダプタも付属していたのは助かりましたね。WiFiだけではファイル鯖のアクセスする時激遅なんです(ルーターが時代遅れなのでw)
スペックはこんな感じです
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Pro 64bit(日本語版) |
CPU | 第8世代インテル® Core™ i5 プロセッサー i5 8350U(Win11対応可) |
ストレージ | 256GB PCIe3x4 NVMeプロトコル(SATAも搭載可能) |
メモリ容量 | 8GB DDR4(オンボードのみ) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 620、インテル® UHD グラフィックス 620 |
ディスプレイ | LEDバックライト付 12.5型 FHD IPS液晶(1,920×1,080ドット、1,677万色以上、16:9)、光沢なし |
インターフェース |
USB Type-C 3.1×2(Video-out機能付き(内、Thunderbolt3×1)、USB3.0×2(内、1ポートがPowered USB対応)、ディスプレイ関連ポート:HDMI×1、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック×1、ドッキングコネクター×1(USB Type-C×2&イーサネット拡張コネクター2と兼用)、イーサネット拡張コネクター×1(イーサネット拡張コネクター2) |
メモリオンボードの罠・・
今回、ヤフオクで¥24,000-¥1,000(ポイント)=¥23,000で落札しました。
X280 Core i5 8350U FHD(IPS) MEM 8GB というスペックの物です。
ホントはメモリが16GBのモノが欲しかったのですが、増設出来ると思ったのが大間違いでしたorz.. 何と!メモリがオンボードとは...トホホです(知りませんでしたw)
とにかく安く、メモリなんて後で増設すればイイや・・と言うのは通用しないなが最近のノーパソなのですね・・・ThinkPad(X280)お前もか!!という感じでガッカリです(T_T)
8GBと言うとWin10だと幾分、快適に使うことが出来ますがWin11だと微妙です。
クリーンインストールしただけなのに、既に4GB位消費してますね、それに内蔵グラフィックスに少し割かれるので、実質3GB程しか余裕が有りません。
メモリを消費する仮想環境や映像編集には不向きですね、本当の普段遣いやOFFICEでの作業に限定されるでしょう。将来性も絶望的。
Win11でも最低4GBですが、4GBじゃマトモに作業出来ないでしょ?
しかも、次期OSのWin12ではIntelなら8世代以降(AMDはZEN+以降)のCPU世代やTPM2.0等の条件は変わらなそうですがメモリの最小要件が4GB→8GBになるとか言われてます。Win12だとギリギリ対応ということになるのでしょうか?
それ以前に8世代だとCPUの世代で弾かれる可能性も(^^;
8世代はUでも意外と爆熱注意!(14nmで4C8Tの弊害?)
8世代のU(低電圧版)もTDPは低い物の爆熱ですね。(クワッドになったからでしょ?)
4700QM(4世代)に比べても爆熱気味wなのが分かります。(熱密度の問題?)
氏ねベンチR15を実行すると・・・たちまち90度超えはたまげましたwノートパソコンですよコレ?
TJ.MAXが100度(BIOSで変更できません)になってますので問題ないとは思いますが、夏場炎天下で使うのには心もとないですね。
やはり、この辺りだとAMDRyzen7 2700X等の7nmのCPUの方がマルチ性能で有利だったので、焦ってIntelも無理にマルチ性能の底上げをしていた時代ですしね。
ノートもUでもクワッドになり8世代がモバイルでも性能が飛躍したと言ってよいでしょう。実際6350UのNUCより同じi5でも8350Uの方がサクサク感がありますし(シングル性能も上がっている)シネベンチR15でもマルチで2倍のスコアが出ています。
今中古ノートを購入するならお安い、性能の底上げが大きい8世代がオヌヌメ!なのは違いないのですが・・・振り向けば低価格な新Atom系CPU(AlderLake Eコア搭載)N100とかN95 搭載ノートPCが 8350Uの平均的な中古PCの価格と同じくらいの値段で出てますよ。性能は4コア4スレッドですが8世代で有れば8250Uにほぼ近い性能でワッパも良く発熱も押さえられている事からそちらの検討も視野に入れた方良いかもよ??(解像度もFHD 液晶タイプは勿論IPS)N100/N95/N i3シリーズは安いなりのコストカットもなされており一番顕著なのがインターフェース関係ですねType-Cが有っても映像出力やPD給電不可能とか有るので値段だけで無く機能も良く確認して自分の必要な機能が有る物を選びましょう・・・中にはType-Cすらない物も有ります。
その点、中古でも8世代位で有ればミドルレンジクラスでも低価格でType-Cは勿論PD/映像出力対応の物が多いですね。メモリもX280はオンボでしたが14インチのL390何かは換装可能です32GB辺りまでは大丈夫だと思います。(但しシングルチャネルのネック有り)
ただX280は何気にThunderbolt3.0に対応しているので高速な外部接続のSSDやドッキングステーションもフル活用できますね。
WXGA TNモニターはオススメできません!時代遅れ!
中古市場でモニターの解像度はHD(WXGA)は安いからと言って買うのは私は止めた方が良いと思います後悔します。大抵TNだし映りも良くなく画面が狭いので時代遅れを感じます。例えば14インチ以上なら無条件にFHD以上が最低条件だと思います。但し12.5インチクラスのサイズならWXGAでもドットピッチが差ほど大きくならないのでFHDで24インチ程度のモニターをお使いでしたら狭くはなりますが解像感の点では違和感は少ないかと思います。細かい文字がチョット見にくいという方でしたらドットピッチが大きい方が見やすい事も有ります。(普段27インチWQHD とか30インチ4Kモニター等を使用している方はWXGAは止めたほうが良いです!断言できます!(^^; )
というのは、32inchクラスの4Kに慣れてしまうと24incFHDでもドットの粗さが気になり解像感で不満が出てきます(所謂贅沢病w)モニターを選ぶ時もそうなんですが解像度だけでなくドットピッチも気にしたほうが良いですね。(14-15inchでWXGAだとピッチがデカすぎて文字のギザギザが気になったり映像の解像感の低下も気になりますよ)
今でもビジネスPCにWXGAが多い理由はアプリがFHDに特化できないとか有るので敢えてこの解像度にしている(コストカットの為だけではない)場合も有ります。TNを採用する理由も覗き見防止(^^;も兼ねているとか・・・
コレ、TNとIPSの違いです(^^; 手前がX280(IPS)後者がDynaBook(ハードオフでジャンクで購入品)TN液晶ですね。クソ見にくいですw(^^;BDドライブが付いていたのでFHDでは??と思って買ったのが間違いでしたね、ただi7 4770HQなのに1万割れとハードオフの割にはお安いですねw
先ずWindows11のアップグレードをしましょう。
Windows10のアップデートを済ませてからLenovo Vantageというアプリをダウンロードしてドライバーの更新をしておきますBIOSの更新もこちらから可能なのでWin11に対応させるべく更新をしておきます。(Win11対応とは要するにTPM2.0をデフォでONにしているだけです)
クリーンインストールした方が良いのですがメーカーPCはドライバーが当たらないなどのトラブルが有るとメンドイのでアップグレードインストールで行きます。
その前にSSDも256GBでは心もとないので512GBに換装します,ここでは度々登場するSamsung960Proに換装です型遅れだけどMLCと言う今では貴重な存在(^^;X280で余生を送って頂きますw
動画編集のTMPに使っていたのでチョットくたびれていますがMLCですしシステム用なので未だ未だ余裕で使えるでしょう(知らんけどw)
先ずクローンを作成します
別PCを使用する場合
SSDを取り出すべくX580の裏蓋を開けてバッテリーを外しまして。。(必ずやってね!)
有りましたね!Samusung製のNVMeタイプが入ってました。コレを外して
PCIe X4変換ボードに挿してーの
メイン機にコピー先の960Proを刺します
グラボの下のPCIe X4にコピー元のSSDを差してーの
コピー準備完了なのです!
今回は「Acronis True Image for Crucial」をSamusungだけど使用させていただきましたwま Crucial製SSDが入っていれば使用可能のもので、メイン機のシステムで使用してますので大丈夫でしょう。ホントは検証機でやるべき作業ですが Crucial SSDは入ってないのでNGです。
因みにWD(SanDisk)のSSDには「Acronis True Image for Westarn Diital」が無料で使用可能です。メジャーなメーカーSSDだとこのようなソフトも付属(無料ダウンロード)するのも良いですね。最近HIKSEMI等蝉族と言われるYMTC 232層NANDの中華製激安SSDだとこの恩恵は受けられない罠も有りますがコレはコスパを取るかオマケを取るかは人それぞれではないでしょうか?
Acronis True Imageは下の動画でも言ってますが何処かのEase○S(^^;とかは中華製アプリなので(後は有料になったこと)何となく私的には使用に関しては躊躇していましたが、これは中華製ではないので比較的安心かも?(しらんけどw)
WindowsやLinux(Ubuntu等)にも標準でクローン出来るアプリやコマンドが有りますのでそれを使っても良いと思います。(LinuxのDDコマンド等)
クローンに付いて大変わかりやすい動画が有りますのでこちらを参照↓
動画ではSATAでの説明ですが最近SATAのSSDは絶滅寸前でM.2に完全シフトしてますがクローンの方法は同じです。自作機なら複数M.2スロット付いているのでクローンは簡単ですがノーパソの場合のUSBの変換アダプタも安価で出てますのでこちらを利用すると簡単です。
※NVMeタイプはGPTしか対応できないので古いMBRはGPTに変換しないとOSが起動できなくなる点も注意です。SATA⇒NVMe(M.2)にシステムドライブコピー時よく確認しましょう。(Win7やWin10の出始めにレガシィモード(MBR)でインストールしている例が多いかも?)
後は絶対にソースDiskとターゲットDiskを間違わないようにしてくださいね!!
とくに同じメーカー同じ機種同じ容量な場合よーく確認しましょう(^^;
MBRシステムをビジネス用途で使用しなければいけない時はM.2ではSATAかPCIeの場合は今は入手困難かもですがAHCIタイプも存在してるので頑張って探してください(^^;幸いにもX280にはSATA専用のM.2も搭載しているのでMBRにも対応できます。ここは流石に痒いところにも手の届くビジネスPC!ですね。(シリアルポートが無いのは残念ですが)あとWin11はそもそもレガシィモードでは対応できません(UEFI必須のため)のでWin11にアップグレードする際も注意です。(クリーンインストール推奨)
クローンしたSSDをX280に取り付ける時に注意すべく事があります。
それは自作機や他のPCのように斜めから倒してSSDを挿入しないでください。入りませんので!無理やり入れるとスロットを破壊する恐れもあるので要注意!
「入んねええええーーー!!」
正しくはこうです・・・
X280の場合寝かせた状態で矢印方向にパチッ!と言う音が出るまで押し込むのが正解です。ノートってみんなこんなの??てか私が無知でしたw(^^;
あとは普通にネジ止めをして完了アレレ?ノートって下に隙間ないんだね、ふーんなるへそ、底から放熱してるのね。
後はグリス塗替えもしましたが未だグリスは乾いてませんでしたね、一応8世代はUでも爆熱という事は知ってますので熱伝導率の良いDX-1でも塗っておきましょう。効果あるかは知らんw
後はCPUクーラーを戻して換装完了です。
最後にWindows11へアップグレードして終了ですね。流石、標準のアップデートで問題なくアップグレード可能でした。ドライバーも問題有りません。
※ポイント!!:Windows11のアップグレードはクローンした後のシステムで行う方が素早くアップグレードするコツです何故なら?大抵コピー先のSSDの方が高速(最新)なので素早くアップグレードができると言う訳です。HDD⇒SSDの方は絶対そうしてくださいw
長くなったのでBENCHとまとめは続きます・・
つづく