別館PCチラシの裏日記帳 第2章

世界一!長ーい記事のブログを目指していますw

M.2 SSDの熱対策を色々試してみた

チョットした工夫でPCIe接続のM.2 SSDもSATA3.0並に!?冷え冷え
お手軽M.2 SSDの冷却を試してみました!
 
と言う事でkryoM.2何か待っていたら年が明けちゃう~(^^;
と言うか..在庫10とか有ったのでポチったらカートに入ったのですがキャンセルMailが数日後届いたのです
激怒(`Д´)ノもうチネ!
オリオでも12日頃販売されてたそうですね、すっかりスルーしてましたorz..
もーPT2の争奪戦を彷彿させる程入手困難なようでそーなれば意地でも欲しくなるのが心情ですがPT2の頃みたい平日の日中にへばり付く事は今の仕事では不可能!!PT2みたいな当時としては価値のある物はともかく、そこ迄して入手しなきゃならない代物でもないのですが「絶対手にしてやる」気持ちがこみ上げてきそうですね(^^;
でも2-3個買って1個は使うと思いますが「入手した喜び」を味わったら何時までも棚に置いたままで使わないのが私のオチw(^^;
そこで!
その辺で入手出来そうなヒートシンクとクリップファンを利用してM.2 SSDの冷却効果を検証する事にしましょう。
今回購入したのはこちらのAINEXの製品なのです。
これらは近くの工房で全て入手出来ましたし、PCパーツ屋意外でも「電子パーツ屋」などでも入手出来るかも知れません。
今回購入したのは以下の通りなのです。
左から
HM-19A,YH-3020A(30mm角),YH-3820A(38mm角),クリップファンCB-4010MA
になります。
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占めて工房で\2,742でした(^^)安いですねw
でも38mm角のヒートシンクは要らなかった..orz..M.2 SSDでは、はみ出るし周辺パーツと干渉するので使い物になりませんでした。

先ずはM8Peの冷却
M8Peはプレク初のNVMe対応のSSDでM.2では初めてヒートシンクが搭載されました。
NUCやノートパソコンで無ければチョットしたエアフローが確保できれば、それなりの効果を発揮してくれるようです。
先ずは出てくるのはこの、AINEXのクリップファンなのですHDD用のフロントファンから離れているのでエアフローは十分ではないのでこの様にM.2-PCIeアダプタに挟んでお手軽にエアフローを確保できます。
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CrystalDISKBenchを実行してピークのSSDの温度は53℃ファン無しだと64℃迄上がりサーマルスロットリングも発動する可能性がある温度ですが、ファン追加のみで-11℃と効果はそれなりでヒートシンク効果も有る物と思われます。
M8Peのヒートシンクはツルッとしているので気流との接地面積が稼げないのでまあ、こんな物でしょう。
まあ、52℃位ならサーマルスロットリングの発生も抑えられて100%近い性能を発揮出来そうですね。
更にYH-3020Aをヒートシンクの上に張ってみましたが効果はイマイチ...(見た目も悪いし貼らない方がマシ(^^; )
M8Peのヒートシンクも湾曲してますのでヒートシンクの接地面積も稼げない為だと思います。
こう言う場合保証外になりますがヒートシンクを外してYH-3020をマベマークの有るコントローラチップに直に貼り付けた方良いです。
 
そうすると5年保証が台無し(^^; なので、ヒートシンク無しのGNを選択した方が良いですね、(\4,000程安いしオヌヌメ)
取り付けの敷居は非常に低くPCIe-M.2変換ボードに簡単に付けられます。
因みに隣にグラボのファンが有るのに「これ活用した方良いんじゃ無いの?」と思いますがファンを常時低速回転になるよう設定してみましたが効果は有る物のSSDが付いてるのはその裏側で思った程大きな効果はありませんでした。
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そこで、直接エアフローを確保する為クリップファンを付けてみました。シャッタースピードが速いのでファンが止まって見えますが実際は回ってます(^^;
ただ、ファンをあちこち付ける場合、「乱気流」に注意です!乱気流が発生すると互いにエアフローを打ち消す事になるのでファンを付けない方がマシ!!な事態になります。
周りのファンの向きに目を向けてよく考えて付けた方良いかも...セロリン300A時代乱気流がクローズアップされていてフードを付けて居ましたがそれも良い考えかも?ですね(^^;

M8PeにはOROMが搭載されていました!
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PCを起動する時ホントに「アッ」という間に消えてしまいますが(^^;PLEXTROのロゴが見えたので何だろう?
思ってPauseキーを押したらこんな画面が出てました。
画面をよく見るとPLEXTORって所詮LITE-ONなんだ..orz..私の知っているシナノケンシでなくなっちゃったんだなぁ..と悲しくなってしまいます(TT って、見る所がそこじゃ無いのです(^^;
Option ROM"と言う文字が見えます~そーなんです!
OROMが搭載されていました!寒珍(^^;のSSDには付いていないM.2 SSDでは貴重な存在!
PCIe GEN3さえ対応になっていればZ68(後期VerでCPUはIvyの必要あり)Z77(+Ivy)Z87でもM8Peを起動ドライブとして使用可能!(な筈(^^; )で100%近くM8Peの性能を発揮出来ますので、もうすぐキャビーが出る狭間でSSDの為にSkylarkeに入れ替える必要もありません。
Z97以前のママンを使用している方はNVMe SSDを選ぶ際の大きなポイントです(マザーボードを選ばない)
※OROMはIntelとプレクのPCIe接続のSSDに搭載されている物があります。(Intel 600Pは非搭載)
 
気温は23℃で測定
自然エアフローの場合やっぱり..ベンチ中ピークで64℃位になりますねぇ..ただ、ヒートシンク無しのSM951よかマシです。
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ファンを設置しただけで..
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環境によって変わるかも知れませんがベンチ中ピークで53℃で-11℃なりました!DISKInfoの数値が49℃になってますが計測タイミングがずれただけです(^^; やはり多少なりの効果あり。
※チョット尻有るNo(^^;を晒しましたが忘れて下さいw失礼!
M8Peの様に平面に近いヒートシンクの場合ファンを垂直になるように調整した方がより効果的です角度を付けると一気に効果が薄れます(^^; 背の高いヒートシンクの場合フェンを狙い撃ちする様に角度を付けた方がより効果的です。(一番良いのはCPUクーラーのように上に乗っければ良いのです)
 
SM951にヒートシンクを付けての検証
ファンと組み合わせれば-29℃で効果絶大!
もう一つの爆熱対策もしないとねぇ..SM951の方も序でに対策しましょう..
SM951に何も付けないでベンチを回すと実に71℃迄温度が上昇しますが、クリップファンを付けただけでピークで62℃と9℃位改善されましたが、未だこれでは不安です。
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そこで登場するのが30mm角のシンクととSSDのチップにピッタシマッチする19mmシンク、コントローラーには30mm角NANDには19mm角を取り付けてみましたが、大げさのようにも見えますがこの位が丁度良いのです。
フェンがSSD基板からはみ出るのは最近のトレンドになりつつある魅せるPCを目指す方には許しがたい事ですが、そう言う方はkryoM.2等頑張って入手された方良いですね(^^;
魅せないフツーのPCの場合、どうせ蓋するんだし気にしない(^^;w
(^^; 付属の熱伝導テープで十分な粘着力が有るので取り付けは問題ありませんね。(粘着力が高すぎると剥がす時チップがポロリ..何て事になりかねないので注意して下さい(^^;)
コントローラチップもモールド(熱硬化プラスチック)で固められていてコア丸出しではありません(一部のフュージョンPhison(ファイソン)チップは除く)ので熱伝導率の良いテープを拘って付けても効果が薄いんじゃ無いかと思います。
※何処からフュージョンと出て来たのか不明ですが??(^^;;;汗汗..ファイソンの間違いです失礼しました!
何だったらSSDに貼られた剥がすと保証が無くなるシールも剥がさなくても大丈夫かも知れません..(私は剥がしてますが)
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YH-3020Aの背の高さは異常(^^;でも何となく心強いですよね。
 
ギリギリ下のPCIeスロットが使用できる範囲なので問題ないですね、因みに間のPCIex1スロットはすっかり隠れてます。2スロット占領してしまう点にも注意です!
 
ASROKの様にグラボの近くに上向きで取り付けるM.2スロットの場合設置はグラボによっては干渉するかも!?
 
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ヒートシンク&ファン効果をグラフにまとめてみました。
室温は23℃の時に温度測定しています、SSDの温度測定はHWiNFO64を使用しましたリアルタイムで測定できますしピーク温度も記録できるのでCrystalDiskInfoよりも便利です(NVMeにも対応)温度はCrystalDiskBenchをデフォルトで実行した時のピーク温度を示しています。
※下の参考リンクよりも負荷は軽微な物とお断りしておきます。
注目すべき点は爆熱SSDとしてのイメージが強いSM951が?ヒートシンク+クリップファンで71℃も有った高負荷時のコントローラの内部温度がピークで42℃「嘘みたい!?」と思う程(^^;ひぇひぇになった点、実にその効果は
-29℃(((゚Д゚))これならSATA3.0と変わらないですね!
ファンを付けた状態ですが偶然なのか?リンク先の「エルミタージュ秋葉原」と同じ結果の42℃ですが、YH-3020Aの性能限界がここなのかも知れませんね!(タダの偶然の可能性も高いw(^^; )
 
国内でも入手出来るM.2の冷却グッズの登場を強く望みます!
と.思ったらクロシコからヒートシンク+ファンな製品出てるじゃん(^^;
という事で高速タイプのM.2 SSDは従来ノートパソコンへの搭載を想定した物で放熱シート等でケースに熱を逃がす構成で取り付けるのが正しい使い方の様な気がします。
それがデスクトップの場合、自然放熱では明らかに放熱不足で高負荷時サーマルスロットリングが発生して100%性能を発揮出来なくなるのが自然(^^;
高速M.2形態のSSDはデスクトップで使う場合熱対策は必須!しかし、kryoM.2位しかまともな熱対策グッズが無いのが現状で入手も困難、でも?身近にあるヒートシンクやファンを利用すれば同様かそれ以上の冷却効果が期待できる物なのです。
M.2形態のSSDが1年前から比べて大分普及してきた昨今でkryoM.2以外の専用冷却グッズがもっと出て来ても良いと思うのです。
対してU.2やHHHLアダプタ付きの物はしっかり熱対策は施されているデスクトップ向きと言う事が言えそうです。
もっとU.2規格もデスクトップ向けにコンシューマでも普及しても良いのでは?と思うのです、M.2と違ってケーブルの引き回しが面倒くさいので小型PCには不向きという欠点もありますが設置場所が柔軟に選べる点で私は
Intel 750意外での登場を強く望みます。LITEON(プレクの親)からも出るような話があったようですが国内では流通してないみたいね(^^;
と思ったらあのクロシコからこんなグッズが出てましたね(^^;
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クロシコブランドだから日本ではお手軽に購入可能なアイテム、要するに..上に述べたヒートシンク+ファンの冷却をスマートに行えるキットがこちらなのです。
基板は真っ赤嘗てのMSIのグラボや双頭ブランド(Free Wayだっけ??)のママンの赤を思い出しますね。
今の黒基調のママン、グラボの中に仲間外れな赤が又浮いている感じでミスマッチ(^^;w空気読めよと言いたくなります。
まあ\2,000~KryoM.2並の値段なら試してもイッカ!!
とオモタら\8,640!? アホか!値付け間違ってない?
何処からこの値段が出てくるの?
高速M.2 SSDの冷却グッツが国内では入手困難につけ込んだ値付としか..(^^;w それに今時ペリフェラル4pinから電源供給は無いです値段掛けているんだからスマートにPCIeからファン電源を供給できる様な仕様にして欲しかったですね.....プラグイン電源のペリフェラル4pinを又差して使うなんて嫌です(^^;
kryoM.2の方が安いしデザインも今の黒基調でかっこいい!値段も半分でkryoM.2にファンを加工して付けた方良いんでね?(KryoM.2の場合ファンを付けても飽和状態になるかも知れませんね=効果が薄い??)
また、PCIe変換基板を使わないM.2スロットを活用できるアイテムも欲しいですよね。(MSI等から出てます)
Z270ママン辺りから標準添付すればSSDの冷却何て考える必要無いのですが...
参考記事
一応購入リンク張っときますね(^^;
 
参考リンク
 
 
アイネックス製品情報