別館PCチラシの裏日記帳 第2章

世界一!長ーい記事のブログを目指していますw

NEC Mate MK34L/Lを活かせ!②軽く?魔改造~?

NEC MateMK34L/Lを活かせ!②
軽く?魔改造~?の巻き
MateにNVMeなSSDで爆速起動+4K 60Hzで快適環境を!(グラボ不要!)
 
PCIe接続(NVMeプロトコル)のSSDをMateで使うには?
Mateの魔改造が一時期流行っていたみたいですが??(一部で)
大抵「魔改造」と言えばグラボの増設&SSDに換装して大幅に体感速度をupさせてゲームも出来るPCにする事でしょう。
ここではひと味違う「魔改造~」をしてみたいと思いますw(^^;
私のMATEは前回でも書いたとおり、ママンも電源も独自規格の為禁断のママン交換が出来ない・・悲しい仕様です(\4,220だからま、良いです)私の場合「B85」程度のママンならそのまま使用しますがGEN3すら対応しないH81何て許せない!先ずマザー交換に走ってしまうでしょう(^^;
ただ、蓮世代のH81は前回のH61搭載のデル夫君とは違ってSATA3.0が 2ポートも付いていますのでSSDの換装も簡単(AHCI対応)更にこのMATEは32bit PCIバスは無い物のPCIe x16スロットが付いているのは高ポイント!更にPCHから出ているPCIe x1も2つ付いていてグラボにPT3も増設可能と拡張性は抜群の様ですね(^^)
※PT3は次回セットアップします
と言う事でチップセットがH81搭載でPCIe x16(CPU接続側)が付いているMeteなので試してみたい事が有るのです。
私がPCに拘る点は?そう!ストレージ周りなのです!自作機はZ97以降4台(NUC含む)全て
NVMe(2000MB/s越え)なのに今ここでSATA3.0で満足していて良いのか?(実際満足なのですけどねw(^^;)と言う事で試してみる事にします。
私の目的は速度よりも512GBの容量を持つSSDはNVMeタイプしか手持ちが無いので容量UPが目的ですね。
それとこのMATEでホントはSSD+HDD+光学ドライブを使いたい所ですが、SATAポートは一応3ポート出ている物のケーブルの引き回しが困難でどれか1つ犠牲にしなければならない矛盾も有りますPCIe接続ならSATAポートも2つしか使いませんので好都合なのです。
今回のMateはH81チップセットなのでCPU側のPCIe x16もGEN2と言う罠が有るので速度も2000MB/s越えも期待できませんが果たしてMeteで認識してブートドライブとして動作するのでしょうか?
H81はNVMeプロトコルには対応していないので認識してもブートドライブに指定できません。
自作機ではivy世代のZ77マザーや蓮でもNVMe未対応のZ87マザーでBIOS改変をしてNVMeを無理矢理使う荒技が使えますが、Mateでは誰もやっている事例は見ませんし勿論私の知識では出来るわけ無いでしょ?(^^;;汗汗
何が必要かと言えばAHCHに対応しているM.2 SSD(アダプタ経由)を探して接続する方法とOROM搭載品を使わなければ行けません。
OROM搭載機と言えば手持ちではIntel 750(使用中)ですねぇ。
Optane搭載のSSD Intelの 900Pシリーズ辺りも有るのかな?コレ欲しいんですよねぇw
PCIe接続タイプはHHHLタイプの直差しだと爆熱問題ないんだよねぇ・・
MATEはロープロだから使えません><
えぇぇとぉ、SM951が有ったはずですが.....
あっ!M8Peがこんな所に転がってる!!
(態とらしいのです(^^;)
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何で余らしているのか意味不明ですが(^^;勿体無いなぁ・・こいつは512GB容量の物ですよぉ よし、コレをMateで使用しましょう!
此奴には実はOption ROMが付いているんですょ
MATEにはM.2スロットなんて有るわけが無いのでASUSのZ170寺に付いていたスリムなアダプタを使用しましょう、でもロープロ対応じゃ無いんだよなぁ
じゃ無理矢理作っちゃえw固定しなくてもブランケットを取ってPCIeスロットに突き刺すだけでも一応動作するでしょうが、使っているウチ外れたり端子がズレたりして不安定になるのも嫌なのです。
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M8Peのポスト画面ほんの一瞬だけ起動時画面に現れる物ですが、よく見ると SSD Option ROM"と言う文字列が確認できます。
私は直ぐにピーン!!と来たのです「こりゃMATEでも行ける!!」
 
 
かも・・w(^^;; 
 
 
やってみなけりゃ分かりませんやってみる事にしますw
先ずNICに付いていたロープロブランケットを改造して微妙に基板が大きいため位置決めをするためコツコツヤスリで削って位置出しをします。
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後はハドオフで¥108で買ってきたジャンクNICに付いていたロープロブランケットを取り付けて準備完了!
ハイハイ何とかアダプタは固定できましたね。
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この位置だとMATEのフロントファンからのエアフローが少々期待できそうなので取り敢えず強制冷却しないで使っていきます。
ホントはこのダサいヒートシンクを外して冷え冷えなヒートシンクに変えたいんですが保証も5年有るし NANDが剥がれたりするのも嫌なので止めときます。
前回SATASSDを搭載した場所に本来入るべきな3.5inc HDD(今回は海門の2TBが有ったのでそれを搭載します)
使えなかったDVDマルチドライブもケーブルを回して使えるようにしますね。
 
はてさて、NVMe(OROM付き)タイプのSSDにWin10をインストールできるのか?
一旦、HDDとマルチドライブを外してSSDのみでWindows10を例のメディアツールを使用してインストールします(今回はクリーンインストールしました)
インスコする前にF2連打でUEFIに入ってブート順番の設定へ・・・
※メーカー製PCはDelete"では無くF2"です。
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おっ!M8Peも認識していますね!
ブート順番どうやって変えるんだろ?
スミマセン下に書いてありました(^^ゞ
+/-キーで順番を変えると言う「一体いつの時代のBIOSだよw」みたいな操作性ですね。最近のグラフィカルなUEFI慣れしている人には取っつきにくそう。
昔のLGA775以前はこんなのでしたよねw
一応マウス操作には対応してます。
ブート順をOSの入ったUSBメモリを最優先になるように設定します。
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OSインスコ時のこのMATEの肝はここですね、インストールする時にUEFIブートの時はSetup"の所でBoot Priority の所を UEFI first"を選択します。
逆にビジネス用途でシステムのアボ~ンはご勘弁!な場合はLegacy first"(レガシーモード)を選ぶようにします。(SATA接続の場合のみ可能)
ま、私の場合はせっかちなのでUEFIブートでキビキビ行きますね!(+GPTパーテーション使用)
 
MateでNVMeなSSDを起動ドライブにするには必ずOSセットアップ時はUEFIモードで起動し、GPTパーティションでインストールする様にしてください。
 
後は確認する所はDevice"の所からATA Drivers Setup"の所ですHDDだけの場合IDEモードでも良いですがSATA3.0接続のSSDの場合必ずAHCI"に設定してくださいね!
理由はデル夫君の所でも詳しく述べてますし、昔の自作PCの記事を書いた時も何度も述べているのでここでは詳細省略・・・・・
※蓮世代以降のママンでは大抵はデフォでAHCIになっていますがSandy世代だとジャンクPCの場合IDEになっている物も見かけました。(中古PCも確認した方良いですよ!)
SSDを使用した場合IDEモードだと「SSDの癖に何となくモタッとしている」位の差が出てきます、つまり体感速度でも感じ取れるくらい差が付きます!
私のような豚に真珠の様なSSDの使い方をする方は少ないかも知れませんが?(^^;PCIe接続のSSDの場合はここの設定は気にしなくても良いでしょう。IDEでもAHCIでもデータHDDの場合殆ど変わり有りません。
 
さて、M8PeでのOSのインストールもUSB3.0ポートにUSBメモリを差して行えば物の10分くらいで終わりました。SATA3.0よりも明らかに終わるのが早いです?「何か間違ったか?」と思う程w
MateにM8Pe(G)を付けただけで無事にWin10のインストールは成功しました!(UEFIブート指定の事)
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バイスマネージャーを確認した所Win10の場合NVMeドライバーも勝手にインスト ールされていますね。
Win7の場合はOSインストール時メーカーのNVMeドライバーを手動で組み込む必要があります。
と言う事で、MateにM8Peを起動ドライブにに使用する事に成功!と言う事で続いてベンチを取ってみます。
Haswell~Broadwell-C 世代迄ならWin7のインストールは普通に出来ますが6世代SkyLakeからだとチョット面倒になってます。
起動は速くなるのか?
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起動時間は17秒くらいでSATA3.0接続の時より5秒程短縮しましたね!
起動中のNECロゴの表示時間も3秒程で消えて下のクルクルも2周しないウチ消えて妙に速く感じます(^^;
時としてロゴすら表示されないで即ログイン画面に行く時も有りますw
SSDを使っているはずの知人に起動する所を見せたら「なんだこの速いのは!!」とビックリしていたのを見るとやはり速いんでしょ?(^^;
但し、NVMe SSDだと環境によりイニシャライズに時間がかかる場合があります。
SATA接続のHDDを多数積んでいたりIntelソフトウェアRAIDを組んだ場合SATA3.0 SSD単体起動に比べて起動時間が掛かる場合が多いようです。(H81ではRAIDは対応していません)
SATA3.0より伸びるケースもあります。この起動時間は初期イニシャライズ時間込みでこうなります。
NECロゴが現れるやいなや即ログイン画面ログイン後は「パッ!!」とデスクトップ画面が現れて即安定動作になる感じで起動はキビキビしているようです。
体感速度は?どうでしょうね?(^^;普段ブラウザを開く時とかのレスポンスは差程SATAと変わり有りませんが先にも述べたOSのインストールとかWindowsアップデートをした時の再起動時の処理時間が確実に短くなっています、アップデートをする時PCの拘束時間を短縮したいなら効果的!と言う事になります。(HDDだとアホみたいに時間掛かります)
i3にしては全体的にキビキビ動いている(ような?(^^;)気がします。
ま、この手のジャンクな法人向けPCに只でさえコスパの悪いNVMeなSSDを購入するのもアレですので手持ちが有るならともかくSATA3.0接続のTLC等安いタイプのSSDで十分です!だってこの先短いかも知れないんですよそのジャンクPCw(特にVRM周りや電源)
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まあこの通り、スペックのSEQ Read 2400MB/sはほど遠い1600MB/sに落ちますがGEN2の限界点ですね、まあSATA3接続よりは3倍以上早いと言う事でまあ良しとしましょう。
ランダムの方もGEN3接続(Z98pro+4790K @4.5GHz)と比較して少々見劣りはしますがバスも足を引っ張っていると言うのも有りますがCPUパワーも少々足を引っ張っているような感じです。
やはり、温度は高めでベンチ直後で室温20度の場合58度です。
やはり強制冷却は必要のようですね、ただベンチを行うときのような高負荷は普段はかからないのでこのままでもいける感じもしますけどね。
 
FF&DQベンチ
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それぞれデフォルト設定で実行しましたがHD4400ではややきついようですねw まっ私はゲームは殆どしないのでここは気にするところではありませんが、マインクラフト位なら何とかプレイ出来るかもしれませんがDQやFF等プレイしたい方はGTX1030等の電力効率がよいグラボを付けるとかなり快適になると思いますょ!(RYZEN52400G並)
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CINEBENCHをしてみましたが、i5 4300U搭載の
ThinkPad X240に比べてもi3なのに良いスコアが出てます。
OpenGLも思っていたよりは良い方ではないでしょうか?
意外なのはGT620等の一昔のローエンドグラボより良いスコアが出ていることからグラボもハドオフ等からジャンクでこの手のグラボを入手して付けても逆効果になると言うことも頭に置いてグラボの増設をした方良さそうです。
750tiやGTX1030辺りなら間違いないと思います(^^;
 
※OSがWindows8"になってますがCINEBENCH自体その時代の物なのでWin10には正式に対応していないためだと思います?実際はWindows10 Pro 64bitで検証をしてます。
 
Win SCORE SHARE
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ゲームグラフィクスの測定はWin10では非対応のため表示されていませんがグラフィクスを除いて結構高いスコアをマークしてますね!
特にストレージ関連はジャンクPCではSATA3.0から比較してずば抜けてスコアが向上してます。

4K 60Hzは対応しているのか??

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はい、バッチリ!HD4400でも対応していましたよ!DPポートから4Kモニターに接続したら
3840x2160の解像度で表示されています。

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この通り4K 60Hzに対応してますね!
因みに4世代(Haswell)の内蔵CPUグラフィクスでCPU別の最大解像度は下記の通りです。
Coreiシリーズ i3 i5 i7(HD4400/HD4600)4 K UHD 3840x2160 60Hz(DP 1.2出力時 HDMI1.4aは30Hz迄)
Pentun/Celeron(HDグラフィクス) WQHD 2560x1440 60Hz (HDMI1.4a or DP 1.2出力時orデュアルリンクDVI)
※HwswellではPentum/Cereronは4K未対応
 
僅か\4,220のジャンクPCでコレは大満足な結果となりました!4Kでも引っかかり感もなく普通に使えます。
但し、4K解像度では3Dゲームは100%満足には出来ないでしょうw(^^;
グラボの増設は必須です。(ただこのPCに搭載可能なグラボでは4K解像度でのゲームは微妙)
と言うことで、低価格で普段使いではの満足のいく性能のPCが出来ましたね!
Core i3と言っても?第2世代→第4世代でも実はクロック周波数の差も有りますがコア数は変わらなくとも性能さも結構有ったりします。
i3でエンコは大変微妙ですが?(^^;; エンコ等でも差が出てきますし先にも述べたとおり内蔵グラフィクスも進化していたりします。
掘り出し物のジャンクPCは突然現れるものですリンク先の店やハドオフなどでも年度末になるとPC更新期なのでこの手のジャンクも出てくるかもしれませんね。要チェックなのです。
でもね、どこぞのハドオフだとDell製ビジネスPC今回のMateと同じi3 4130(3.4GHz) H81で\3,000弱(メモリHDDなし )何て言う何ともうらやましい事例も有るようです。
間違っても地元ハドオフだとそういうのは無いでしょうねw 良くて一世代目i3かC2Dで\6,000位の値が付いてます。
※Haswll世代はメインストリームになっていた期間が長くHaswllとHaswell Refresh の2種類存在していますのでi3で似たような4150も有りますがこちらがそのHaswell Refreshです!違いは内部の最適化もありますがクロックが100MHzだけ高い事ですね。
 
その代表格がDevil's Canyonことi7 4790Kで初のIntel 4GHz越えのCPUでしたよね。
H81等ではどちらでも乗りますがBIOS(UEFI)を最新版にする必要も出てきますのでCPU載せ替え時はご注意ください。
あまり知られていないかも?ですが実は!LGA1150にはBroadwell-Cと言う幻のCPUが存在してますが? Z97/H97等の9系チップセットでしかサポートしてませんのでご注意を!
もし中古で見つけても買わないでくださいね・・・ このMateでは使えない可能性大です。
i5 5675cやi7 5775cと言う型番がそれです14nmのシュリンク版でワッパは良いですがZ87/H87/H81/B85では多分対応しないケースが多いと思われます。
 
今後の自作PCの展望?
今後目を付けたいのは自作機ではCoffee Lakeの8700Kでは無くて?i3 8100なのですょ!i3初のナンチャッテクワッドコアを脱出してネイティブクワッドコアになりましたよね!それなのに1万チョットで買えてしまう点なのです。サブ機にはもってこいですよね!
も一つ気になるのは皆さん大好き!Zen+アーキテクチャのRizen7 1700X 2700Xもかなり私も気になる存在ですね(^^;
Rizen 1世代は組む予定が流れて(原因は金欠病と現状満足とやる気茄子w(^^;;;;)2世代はワッパはAMDらしく良くは無いですがその分性能の底上げも今回は大きいような気がしますね。(1700比)
Intelは何となく色々問題が有ってメインでは今、組みたくないかな??(^^;と言うような気がしますね。
新規PCから遠ざかっている最大の理由がメモリ価格が下がらない・・・コレに尽きます!(゚Д゚)ノ怒!!
ただCPU/SSD/HDD等のメモリ以外は値下がり傾向に有るので今後の展開に注目なのです。
 
で本命はお次の録画PCを構築するのが目的なので又続きます...
※このブログは名前の通り私自身のメモも兼ねています。