別館PCチラシの裏日記帳 第2章

世界一!長ーい記事のブログを目指していますw

これぞ本命!Samsung 960Proを試してみる

SSD界のフェラリー!? (^^;
爆熱じゃ無い? Samsung 960Pro(512GB)を試してみるよ!
NUC/Z98(旧型PC)/Z170(現行環境)の三つの環境で検証
明けましておめでとうございますm(_._)m
自作PCも更に下火になった昨今、本年もダラダラブログを更新していきたいと思いますので宜しかったらお付き合いの程よろしくお願いしますのです。

今度こそ、本命の960Proを試してみる!
私事ですが何と..年末に期待もしていなかった棒茄子が出たみたいなのでw(^^;
ポチってしまいましたねぇ..960Proの512GBは前回の950Proの時から比べて速攻で無くなることも無く日中ネットに張り付くことが出来ない私でも楽~に買えました。
しかしながら、人気の512GBは在庫に乏しい状況で2TB何かは出玉は少ないので初期出荷分は即刻売り切れています。15万もポィポィ出せる人が羨ましいのです(^^;
最近のNAND不足が販売遅れの原因で年末に間に合うように何とか出荷できた状況だったそうです。
次回は今月にも入荷するでしょうがプレクM8PeみたいにProは暫くは在庫が復活しても直ぐに売り切れる状況は続くでしょう。(EVOは余裕あり)
950Proも値段が960Proと同じ様な値段まで下がって今や売れ残っている感じでお買い得!
な訳ないでしょ?(^^;;
ドジっ子(子じゃなくておさーんだろ?(^^;)な私は知人の為に誤ってポチろうとしていました(^^;
ポチる時はよく確かめましょう!「なんだ有るじゃん!」ポチッ!では後の祭りなのですw
私はSofmapの初期入荷分で買いましたが、送料無料は良いのですが相変わらず梱包が雑ですなぁ..ツクモたんやドスパラ(この2社は送料無料でもヤマト便)を除いて送料無料は大抵佐川便です。
対応は最近は少しマシになったような気もしますけどね。(地域にもよるかも)
(佐川よりもあれな西○で発送される場合も)
PCケースやモニター等NTT-xやココ等ではそのままの状態(元ケースのまま)で佐川便で送られてきます。
もし箱の角が潰れているのを見つけたら宅配業者にチョット待って貰って中身を必ず確認しましょう!
それは配送中に荷崩れした可能性大です!!(何か祖父はこんなこと良くあるんだよね..)
今回は佐川のメール便みたいなので届きました。(尼の梱包方式より酷いかも)
ま、製品は無傷なのでよしとしましょう(^^;
※HDDだけは安くてもここや尼では私は絶対買いません(^^;(arkやツクモたん、地元工房から買いますね)
 
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商品はこんな感じでSM961/PM961のバルク販売では無く960Pro/960Evoは高級感溢れる箱に入ってリテール販売で保証も5年(EVOは3年)付きます。
但し、プレクみたいに止めねじは付属していないのでママンに付属していたネジを頑張って探すか適当なネジを探して取り付けて下さい(^^;
※M.2取り付けネジは基本マザーボード側に付属
コンシーマ向けSSDではKing Of 高級品(中身も最新技術満載)なんだからカコイイ!金ピカなネジ(^^;くらい付けてよ!
※KryoM.2には特殊な専用止めねじが付いてます。
 
 
 
 
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512GBは前回のPHM2シリーズと異なり片面実装でコントローラーにSamsung Polaris NANDも自社製3D-MLCタイプを使用しています。
※2TBタイプも片面実装
3D-NANDとコントローラ内にキャッシュ用のDDR3L SDRAMも内蔵して搭載チップ点数を減らした結果片面実装が実現しているのでしょう。
前回のPHM2は部品配列もがさつ無い感じもしましたが片面の狭いスペースにスマートに配列されていて丁寧に作り込まれている感じがしますね。
注意すべき点は960Proは精密部品です。
チップコン、抵抗に1001チップが多数搭載されているので気がつかない内にチップ部品が飛んでいた!何て事も有りうるのでグラボを扱う感覚で取り付ける時は十分注意しましょう、衝撃は厳禁!!(SSDにドライバーを先っちょから落とすなんて即刻OUT!!)←コレ意外とやらかす人多いです。私も過去にグラボを2枚程やらかしましたw(^^;
お約束ですがこんな手のひらに乗るちっぽけなパーツが何で4万もするんだ!と一応言っておきましょう(^^;w
買った決め手はコスパはEVOに比較して悪いことは十も承知です、最近円安が進んでいるにもかかわらず意外と国内販売でも安かった事でしょう。
スペック的にはシーケンシャルリードで3500MB/sを誇る世界最速を誇るスペックを持ち合わせています。
又コントローラーの発熱が押さえられていると言う事です。(温度センサーに罠がありますがw(^^;)
悔しいけどSSDは寒チンの一人勝ちという状態で、SM951の方ですが思った程トラブルも無く安定しているのでSSDのメーカーとしても悪くは無いと思います。 
※後に触れるサーマルセンサーの温度の怪しささえ無ければねw(^^;

ご託はこれくらいにして..
 
NUC(6i5SYH)に搭載してみた
まあ、この様に搭載は問題ありません。
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検証環境
Intel 6i5SYH
Men  DDR4 2133 8GBx2(16GB)
OS Windows10Pro(64bit)
 
早速ベンチを取ってみましょう!(ワクワク)
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おおぉぉぉ!NUCだと2800MB/S位が上限と囁かれていましたが3000MB/s超えてるじゃん!
正直言って3GB/s越え何て期待もしてなかったのでチョット(゚Д゚)
ライトも2000MB/sを軽く超えてます。(スペック近く)
まあ、スペック上の3500MB/sはNUCでは出ませんが、そこがNUCの限界なのか??
注目すべきは温度上昇がCrystalDiskMarkの場合緩やかでNUCでさえピークで57℃程度でよそのNVMeタイプのSSDより明らかに爆熱では無いですね。

ATTO(NUC)
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ATTOだと何故か62℃位がピークで後半部分のグラフがガタガタになっているのでサーマルスロットリング(DTG)が発動してるご様子(^^;
コントローラが低発熱になったとは言え熱対策はぜひやりましょう!(100%性能発揮出来ないと勿体ない)
ただ、NUCでもベンチ中の温度上昇が緩やかです。
960Proでは豚に真珠になりそうなので鼻からNUCで使う場合3200MB/sの転送速度を持つ960EVOを選んだ方が良さそうです。
注意!
IntelNUC(BRIXも)で注意したいのはM.2 SSDのPCIe接続タイプの物は1600MB/sの帯域制限が掛かっていますもしベンチを取った時スペックの半分程度しか速度が出ない場合は帯域制限を解除する必要があります。
こちらをご参照下さい(6i5SYH/SYK 6i3SYH/SYKが対象)
セキュリティジャンパを外した状態で、最新のUEFIに更新して下さい。
 
旧式のZ97Pro(Asus)+4790K
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検証環境
CPU    Core i7 4790K
M/B    ASUS Z97Pro
MEM    DDR3 1600 8GBx2(16GB)
VIDEO  GTX980
O/S     Windows10Pro(64bit) 
 
次にASUS Z97Pro(4790K)デビちゃんPCで試してみる事にします、さてフルに性能を引き出す事が出来るのか?
何となくNUCと変わらないのでは?と言う気がしますが今度は写真のようにHM19をコントローラに貼り付けて
保証が長いのでシールは剥がしません)クリップファンで強制冷却をしています。
実はこのシールもタダのシールでは無く熱伝導性の優れた物を使用しているとか....
KryoM.2に挟む場合もシールは剥がさなくて良いです。
5年(又は書き込み400TBに達する迄)保証が勿体ないです(^^;
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やはり、Z97では他所でもSeq3000MB/s前後だったのですがこんな物ですかねぇ..予感が的中してしまいましたね(^^;
しかしながら4Kランダムの方はNUCよりは高い値を示しています、やはりCPUパワーの差が効いている感じがします。
にしても..温度が低すぎませんか?DISKInfoに表示されているのベンチ直後その物を示していてピークでも42℃何てあり得ない?
ATTO(Z97)
 
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ATTOでもベンチ直後はご覧の通りの温度の低さピークでも44℃程度でした。
書き込みの方は最後迄安定していますが読み込みが尻つぼみになっているのが気になる所ですねぇ..
しかもリード3000MB/sを割ってます?
まさかスロットリングが発生しているのか?? 44℃でスロットリングは無いでしょう幾ら何でも?
念の為にヒートシンクを30mm角のYH-3020に付け替えて再度ATTOベンチをやってみます。
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ATTO(30mm角ヒートシンク付け替え)
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改善傾向に有りリードが3000MB/sに達しています。
しかし、鼻くそ程ですが(^^;尻つぼみなのはどうも気に入らないですね。DTGが知らんぷりして発動していたのか?(^^;
で、なんでこんなに冷え冷えなのか?勿論Polarisコントローラの進化と言うのも有りますがググると、どうも寒チン方式だとコントローラの温度では無くNANDの温度表示をしているそうです。
あ~なるへそねぇ、だからNUCに搭載した時温度上昇が鈍かったんだ!
つまりこうです、ベンチ中コントローラの温度が上昇→NANDにご自慢の放熱機能搭載のラベルを伝って熱が伝わる→そして温度を感知して表示されると言う???
※想像です(^^;w
過去にもHDDの温度表示誤魔化してなかった??
何となく寒チンの胡散臭さが見え隠れしているような?(^^;
でもまあ、古い環境でも夢の3000MB/s越えは余裕で超える事も確認出来ましたね!
どうもZ97世代の場合、グラボと競合するCPU側のx16スロットに差した場合3000MB/s前後で寸止めでCPUパワーには関係しない様ですね。(4Kランダムアクセスはスコアが上がるようですが)
古い環境にはどうしても寒チンが良いならEvoかSM961やPM961を選択した方がお得です。
若しくは、前回紹介したPHM2シリーズなんかZ97系でもキッパシ スペックを使い切る事が出来て熱対策さえすれば十分実用に耐える物です。一番無駄の無い選択肢となるでしょう!
結論!Z97とNUCでは960Proは選ぶ理由無し!
 
注意!
SamsungのM.2(NVMeプロトコル)SSDにはOROMは付いていませんのでZ87以前のマザーボードでは基本OSのブートドライブは指定できませんのでご注意下さい。(Z87/Z77のUEFI改造方法をググって下さい(^^;)
又は高速SSDAHCIプロトコルの製品を選んで下さい(在庫が乏しい)
※2 Z97(H97)系でもメーカーに寄ってNVMeプロトコルに対応しない所も有ります、対応しているボードでも必ず最新のUEFIに更新して下さい。

未だ終わりでは無いのです。
比較的新しめのZ170寺+6700K(@4.5GHz)でのテスト
検証環境
CPU   Core i7 6700K(@4.5GHz OC)
M/B   ASUS Z170Deluxe
Men    DDR4 3000 8GBx2(16GB)
VIDEO GTX1070
O/S   Windows10Pro(64bit)
 
最後にどうしても100%性能を発揮した960Proの姿を見たい(^^;3500MB/s(せめて近似値)を拝まないと\39,800(512GBでPhisonの倍ですょ!)が浮かばれません!(`Д´)ノ
最後の切り札ASUS Z170 Deluxe+6700K(@4.5GHz OC)なPCで試してみます。
こちらですと、PCH側もPCIeのレーン数に余裕が有りグラボ(CPU側)とバスが分かれているのでZ97の様な転送のバラツキも少ないかも?
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これはもう普通にM.2スロットに搭載しても良いでしょう!
※チョット曲がってますが念の為コントローラにHM19を貼り付けておきました。
ベンチ終了後直ちに外したいので結構適当w
CrystalDiskmark(Z170寺+6700K)
 
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これっす~!コレコレ私が拝みたかったのはw(^^;
私の環境では3500MB/sには僅かに及ばなかった物の誤差の範囲です。(ほぼクリア)書き込みに関してはスペックをやや超える程度の数値は出てますね! !コレで一安心(^^)
温度上昇は~..ピークで44℃程度ですがNANDの温度センサーじゃ充てになりません。
温度計が無いので私の手テスターで計ってみましょう(笑w
直にベンチ中960Proと取り付けたヒートシンクに触れてみましたがSM951で触った時より明らかに緩いです。
推定55℃位??(^^;
※私の勘ですので充てになりませんので念の為w

ATTO(Z170)
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ATTOに関してはCrystalDiskmarkより若干結果は劣りますが読み込み速度のバラツキは目立って尻つぼみ気味にはなっていますがZ98やNUCよりも安定しています。
ATTOでは標準のM.2スロットでは19mm角のヒートシンクを付けて(自然エアフロー)感知温度はピークで57℃です
自慢の??(^^;w私の手テスターではCrystalDiskmarkよりもやはり熱め60℃前後が良い所でしょう。
尚、PCIeスロットでも試しましたが殆どベンチは変わらなかったので省略します。
Z170なママンならkryoM.2でさらに冷却を強化するもよし、M.2スロットに普通に差して小っこいヒートシンクを貼り付けてもよし!
心配ならスペースを確保して小型ファンで強制冷却をしても良いでしょう。
 
※コントローラ上にヒートシンクを貼っただけでもほぼスロットリングは発生しないが、安定した性能をキープしたかったら低発熱とは言え熱対策はしっかりしたほうが良いですね。
※Z170でもバグが無い最新UEFIに更新してから使用して下さい。
万が一バグ付きUEFIに更新してしまった場合はDOS環境で更新するかASUSの場合、R.O.Gの上級機種以上に搭載(Z270ではMAXIMUS Ⅸ HERO以上のグレード)のUSB BIOS Flashback 機能で旧UEFIで戻せます。

追記 2017/1/6
1月6日にはZ270マザー/kabyLakeが登場しました!
尚、Z270のママンでは残念ながらU.2スロットは廃止されてM.2に置き換わってしまった製品も多いようです。
戯画だけはU.2ポートを搭載している物が有ります(M.2x1と排他仕様)
それもそうですよね、コンシューマ向けではIntel750意外国内販売も無くこれも登場当時は「画期的」と思われましたがケーブルが高かったり(750は付属)小型PCには搭載困難等の理由で今後も普及は絶望的..
何故か??SATA-Expressは残ってるんですが??コレこそいらんだろ?(^^;
※しかしこれはSATA3.0x2に流用できるので良いのです。
SATA-Expressは..ゴメンナサイm(_._)m Z270では絶滅してました私の勘違いです(^^;
※その分M.2スロットの1個をSATA3.0/PCIex4両対応にした製品も有ります(排他仕様も有り)
M.2(PCIe接続の高速タイプ)の場合ケーブルレスで配線がスッキリ納められる事や小型PCにも搭載が安易という利点が有る一方大抵の製品は廃熱不足で所謂爆熱呼ばわれされています(^^;
Z270ではM.2スロット用のクーリングキットを付属させている所もある様ですが基本自分で工夫して廃熱を施して使うのがデフォ。
と、M.2スロットが2本有ると言う事は?煩わしいSATAケーブルを追放できる?と言う事も出来ますね!
システムはNVMeの高速SSDにしてデータ用にお安いSATA3.0な大容量M.2 SSDを使用すればヌッキリ!(^^;
ですが、録画PCや映像編集用PCにはHDDも欠かせないアイテムなのです。(TLCSSDに録画するなんて..直ぐ寿命来ちゃいそうですねw)
MAXIMUS IX FORMUL等はM.2SSDを立てて設置する今迄に無い工夫がなされていますが、何かコレ?
私のようなうっかり物(^^;は「ポッキリ!」やりそうで怖いなぁ..(^^;
製品ページASUS
にしても、私の狙っていたママンがこんなに速く登場するとは..5万越えかぁぁ「たけーょ!」しかし、CPUに関してはkabyのi7 7700Kのお値段は5万割れの\46,800スタートとは意外と安かったですね。
 
と言う事で、960Proの性能を100%引き出すためには敷居は高くないが、やはり最新環境が相応しいと言うのが結論です。
Z270(ダブルM.2スロット搭載品も有る)なママンもリリースされましたので、それらのお供にも最適かも知れませんね!尚ダブルM.2スロットでRAID0も組める製品も増えそうですがベンチもただ単に倍になる訳でも有りません費用は2倍結果は30%程度UPがソフトウェアRAIDでは良い所でしょう。
やはりM.2が二つ以上乗るPCIex16接続なハードウェア式のRAIDカードが欲しい所です(有るけど高い(^^;)
RAID0ってFast Track(懐かしいなオィ(^^;)で昔、HDDでやっていましたがSATA→NVMe高速SSDに変更した時以上ベンチマークは倍近くまで上がりますが、体感速度は「あんまし変わんねーな」が率直な感想でした。
訳は言うまでも無いので省略しますがRAID0は速度が上がりますがリスクも2倍に上がりますのでバックアップはしっかり取るようにしましょう!(SSDの場合TBWが2倍になる利点も有る)
旧式環境ではEVOの方を選択した方が無駄も無くコスパの点では有利ですよね。(寿命を気にしないので有れば)
私の方は960Proはもうねー次期組み替え予定のPCで活用させていただきます。
Z170なPCには750(U.2)が有るのでこれで使い倒す事にします。(何となく又PCが生える宣言ポイですねw)
さてさて、この先ZENも出ますしキャビーの登場も1/6にしましたね!次回は?未定(^^;迷ってるのです。