別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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IPS液晶モニター三菱電機 RDT233WX-Sレビュー

1年ぶりに液晶購入しました三菱電機RDT233WX-S
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正確には、1年半ぶりですね(^^;
始めは買うつもりも無かったのに・・・箱汚れ品が何と\29,800で売り出されていたのに飛びついてしまいました(^^;
ホントは映り込みの少ないノングレアの-S無しが欲しかったのですが、ラインナップが未だ無く注文した直後に出てきましたorz...-\2,000
でもまあ、画質は値段なりとよく言いますが、前回のRDT231(TN)は
\19,800 今回は1万高い\29,800(IPS)やっぱり比例する物です(^^;;;
RDT231よりは結構マシなのですが、やはり5万円以上の上級機種から比較すれば劣ってしまいます。
今回、私は初めてグレアパネルを買ったのですが、映り込みは普段インターネットをしたり、画像編集なんかでは差程気にはならないレベルだと思いました。ノングレアから比較すれば文字のクッキリ感や映像の奥行きも増した感じがしてまんざら悪くは無いと思います。
色傾向は、ビデオカードに寄ってもイメージは変わりますがダイヤモンドトロン時代以前から続いている鮮やかな色、万人受けするカラーだと思います(業務向けでは無い色)但し、EASYCOLOR3と言うユーティリティを使ってキャリブレーションも出来るので正確なカラー調整に追い込む事も出来るみたいです。
気になる視野角ですがこんな感じ・・・
               元画像webページを表示
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    ※モアレが有りますが、実際は目立ちません
でも何故にライバル機のFORIS(^^;;;;; 未練たらたらじゃ無いすっか?? 後悔してないんだからね!(^^;
                RDT233WX-Sの視野角
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            RDT231WM(TN)の視野角
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斜めから覗き込んだ時の画像ですが、RDT233の方が明らかに色の変色は少なく特に、TNの最大の弱点!
下から覗き込んだ場合RDT231(TN)の方はもうがネガ反転してSmat Resolution"の文字が赤いのが青になっていることがわかると思います。 これでは寝ころびながらの映画鑑賞はキツイですよね・・(^^;
下はダメダメなのに上から見た場合は意外に色変化は非常に少ないようです(IPSに迫るくらい)
ピコーン! 閃きました! TN液晶モニターをベットサイドに置くときは逆さに吊すと良いんです!
やって見ましたが止めた方良いようです(^^;; 普通の姿勢で使った場合今度は・・(^^;;;;
IPSのRDT233WXの方はこのTNの弱点をしっかりカバーしています。下から覗こうが上から覗こうが色変化は殆どありません。
ただ、意外と近年のTNだと横から見た場合「あれ?」意外と平気なんじゃ無いの?と思うくらいに視野角が改善されています、落とし穴は下から覗き込んだ場合、各機種毎に傾向が違うので実物を見て選ぶ時は一番チェックして欲しい点です。(IPSやVAパネルならネガ反転は殆ど起こりません)
上でも述べたとおり、TNはどれも上の場合上は視野角が広く下は狭いと言うのは意図的にされていると思います。大体普通は液晶ディスプレーを目線より下に設置するのでそうなっているのだと思います。
その弊害として、寝ころんで動画を見る場合目線より下になる為ネガ反転を起こして非常に見にくい画像になってしまうのです。
 
その他、動画性能としてはギガクリアエンジンⅡ(超解像技術の一種)やIPS液晶の欠点である動画性能をカバーする為のオーバードライブ回路など、いまのトレンドはしっかり掴んでいますがオーバードライブは確かに効果は伺えますね若干一般的な倍速や4倍速液晶テレビから見れば劣りますがこの価格帯なら上出来でしょ。
前者のギガクリアエンジンⅡうーん??微妙かも(^^;
テレビの超解像技術とは似ても異なる物!という感じが非常にしました(オマケ的な存在?これはテレビじゃ無いPCディスプレーです!的な物??)
又FORIS見られる動画の部分だけに超解像技術を適用する事もギガクリアエンジンウィンドウと言うソフトをダウンロードした上で利用が可能の様ですが効果の程は・・・微妙でチョット解像感上がったかな??程度に思った方がよさそうです。
それにFORISのSmart Resolutionの様に動画枠の自動追従はしてくれないのも残念!
それと、地デジやDVD等ブロックノイズの目立つソースに対してMprgノイズリダクション機能がありますが、使いたいのであれば「弱」方が良いでしょうあまり強く掛けるとHDソースでも動きの少ないシーン迄輪郭がが呆けます!
イメージ 5そう言えばリモコンも付いていましたね・・
チューナーも無いのにリモコンは不要!と思ったのですが、思いの外便利なんですね。
プリセットされてある画質設定をワンタッチで呼び出しが出来るのは良いと思います。
又、画質設定も各映像端子毎に行える点も良いですね。
RDT233WX-SはPCのみならずゲーム機のモニターやもしも余った地デジチューナー何かがあれば、地デジテレビとしても活用が出来ます。
D端子も付いているのでD端子しか付いてないチューナーも使えます。
サウンドに関してはPCモニター付属スピーカーでは蚊の鳴くようなショボイ音・・と言うのは他のモニター同様・・・期待しては行けません(^^;
外部スピーカーをヘドホン端子に繋げば良いですが、ヘドホン端子の音もイマイチです。
モニター本体のボリュームを50%以上にすると音が歪みます、DACのアナログ周りが糞なんでしょうか?(^^;;
一つだけ良い事は、ボリュームを30%位で出力すればジャンルがボーカル中心のソースで有れば意外と高域が伸びている事、かな?(^^; 但し録音レベルの高い物(例を挙げるとLADY GAGAのアルバムBorn This Way)は呆れる程音が歪みます(^^;; (重低音を多く含むソースもダメダメ!)
と言うのは、付いているのはヘッドホン端子で有ってLine出力では無いからでしょうインピーダンスも異なる為このような現象が起こるのかも知れません。Line出力も普通に付けて欲しかった・・
HDMI端子経由で音を出さなで、USB DACやノイズ対策の施してあるサウンドカードを利用しましょう!
テレビや上位機種にはDIATONEスピーカーを採用しているのに普及価格のPCモニターにももうチョット積極的に導入しても良いのでは?
動画に関しても、皮肉な事にHD画質ならば味付けしない(超解像技術は特に)方が私は好感が持てました。
ダイナミックレンジも広く、白飛びや黒つぶれも調整を追い込む事でかなり押さえる事が出来ます。
そこはやはり、IPSパネルの面目を立てている所だと思いますTNの場合コントラスト比を上げた場合に黒潰れ、白飛びのバランスを取るのは非常に難しいです。
動画もさることながら、普通のPCのモニターにしても以前のIPS液晶でありがちだったギラツキも無くて見やすいのは良いですね。(ノングレアだとツブツブが見えるとか有りますが?グレアを買って正解??)
ただ、VAパネルと比べれば暗いシーンだとバックライトの光漏れは少々目立ちます、しかもサイド式のバックライトなので画面の下側にムラが目立つようです。
 
突っ込み所も結構あるモニターですが、基本画質についてはまあまあ、気に入ったので暫しお世話になるんでしょうね(^^;;
今からもし液晶モニターを買い換えるのであれば、ライバル機のEIZO FORIS FS2332を選ばれた方が無難なのかも知れません。
ただ、EIZOだったら突っ込み所が無いのか??と言えば、そういう事も有りません!
FS2332の最大の突っ込み所は、プラスチック成形の段階で金型に付いた傷が原因、或いは成形時樹脂が流れ込むポイント(ゲート)が2つ以上有る場合樹脂と樹脂とが合流する時に出来るウェルド線の様な結構目立つキズのような物!前者なら、なら直ぐに気がつかなければ行けない事・・金型キズを放置しておくなんて考えられません!後者ならば、成形条件(樹脂を流す速度や樹脂温など)で押さえるしか無いので、あれで妥協点だったのか?色々謎めいた点は多いですね。
国内で成形しているので有ればあのレベルはあり得ない事、90年代のバブル品質ならロットアウトのレベルです。
気になった事がこちら・・・
情報に寄ればこのキズが全くない人も居るので金型は2型存在しているのかも知れません。
と言うより、大量生産でコストダウンする際はラインを止められない為予備の金型は存在しているはず・・
(キズ有りは出来悪金型で打った物??(^^;; )ドット抜けもしかり(意外とEIZOの機種は多いとか・・)もうチョット品質管理はしっかりして欲しい物です。コストダウン云々じゃ無くてチョット確認すれば直ぐ見つかる物なのに・・天下のナナオがこれではチョットガッカリ・・
三菱は画質はともかく、筐体に関しては結構しっかりしています有りがちな成形時のテカリ特にシボ面(ざらざらしている面)やウェルド線は極めて少なく良好な部類です。(LGはまあ・・アレでしたが(^^;; )
製品の勘合もしっかりしており、有りがちな熱を持つと「パキッ!」という音(テレビでは良く有りますよね?)がする事も有りませんでした。
モニターを選ぶ時は画質だけで無く長く使う物だから筐体も良くチェックした方が良いと思います。
今回買ったRDT233WX-Sは箱汚れ品とか書いてましたが、えっ!?何処が汚れてるの?レベルでよく見ると少々表面の一部が黒ずんでるだけで、どう見ても新品です。
(佐川さんも丁寧に運んできてくれたのは意外(^^;; )
と言う事で、\38,800→\29,800の\9,000引きで買えた事も有り今回の買い物は★★★(5段階評価)
ですかね 
 
  デジタル接続で有ってもケーブルには気を遣いましょう・・
チョット妙な事実を発見!
モニターケーブルについてですが、D-Sub接続の場合はケーブル品質で画質が変わる事は常識的に知られていますが、実は・・・HDMIやDVIも変わるんです!
今の今までデジタルだから何使っても同じさ!等と思ってましたが、「折角おまけで付いてきたんだから」と言う事でNTT-Xのオマケで頂いたHDMIケーブルに変えた途端何となく文字が滲んでいる様な気もして、あれれ??一回り画質も悪くなったような??気のせいでは有りませんでした(^^;
NTT-Xからモニターを買ってオマケのHDMIケーブルを使っている方は是非家電店に行ってまともなケーブル買ってきて変えた方絶対良いですよ!尚且つ、信号の反射(定在波)の悪影響を考慮してケーブルはできる限り短く接続しましょう。私は元のSONYの1m程の金メッキケーブルに変えました。
IPSやVAだと更に画質の粗が目立ってしまうので尚更!
 
 脱線しますがオーディオの場合はデジタルラインで有ってもケーブルには気を遣う、と言うのは定番です。
私も、MM-1(ミラーメディア)を取り付けた時、店の人にオーディオテクニカのこんなのを薦められましたw
しかし、このリンクはズバリ!私の固定概念を突くような事書いてありますね(^^;;;;
「ケーブルに8万!アホか!」と断ったのですが・・何かこう、試聴した時のあの音が出てないような?賑やかすぎて、ジャジャ馬なサウンド?(安っぽい音(^^;;)これは行けません・・
渋々そのケーブルを他に高い買い物もしてたので半額の\40,000位まで値切って(^^;;オイ! 後は店の方を信用してお任せで取り替えをして貰いました。
デジタルラインを変えてもまるで違うんですね・・試聴した時の音そのものが出てきました。
丸みが増したピュアな音?解像感も明らかに上がった感じ!
あれだけするお値段の物ですから、効果無かったら鳴きたくなってしまいますね(^^;