別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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REGZAのHDDへtsファイルをぶち込め!

tsファイルをREGZAのHDDへコピーして再生してみよう!
PT2で録画したファイルを皆さんはどのように活用しているでしょうか?
多分、エンコも無に見て消して或いは保存したいものを纏めてHDDが一杯になったら買い足すとかしていると思います。 私もそうです(^^;
その折角フリーなtsファイルが出来ているのに普通の録画PCで視聴だけでは勿体ない・・・これだったら普通の高機能アプリがついている正規品を買った方が幸せになれます(^^; と言うことで活用方法を考えてみることにします。
 
 1回目は、RegzaZ(又はRシリーズも??)シリーズのHDDに直にtsファイルをコピーする方法を紹介します。
Regza ZシリーズはPT2を活用している皆さんならご存知のとおり、SMB共有で何も手を加える事無しにPT2で録画したtsファイルを再生できてしまうというのは有名な話ですね! テレビでは唯一この機能を利用できることからPCユーザーの為のテレビとも言われています。
最近DLNAを活用してブラビア系のテレビでもtsファイルの再生が可能となっていますがSMB共有で見られるというのがミソです(^^;
ネットワークで気軽にtsファイルの再生もいいのですが、このZシリーズやRシリーズには市販のUSB HDDに録画できてしまうという利点も持っています。
ではそのHDDにtsを直に突っ込んでしまうと再生出来るのでは?と言う疑問も出ますがズバリ!!可能です!!
と言うことは前々から報告されてますね(^^;
しかし、そのRegzaで録画したHDDは一般的なWindowsでは読み書きすることは出来ません。何故かといいますと、NTFSとは違うファイルシステムを使用しているからです。
XFSファイルシステムと言うLinux環境でよく使われている物です。では読み書きするには何をすればいいのでしょう?
答えは簡単です、Linux環境で行えば良い話です・・KNOPPIXubuntu(ウブントゥ)等がそれです。
Windows上でXFSファイルをマウントできるようなドライバがあったような気もしますが・・
Linux環境の方が確実にコピーできると思います。
 
XFSファイルシステムへのコピー手順・・(Ubuntu編)
①空のUSB HDDを準備してRegzaへ登録してフォーマットをします。必ずRegzaの電源を切ってからHDDを取り外して置きます。
②次はここから・・
http://www.ubuntulinux.jp/
ubuntu9.10のISOファイルをダウンロードしてPCにインストールしましょう。(インストールや活用法などは別の機会に紹介します)
HDDにインストールする事に抵抗がある方はブート可能なUSBメモリーにインストールしてもいいでしょう。
Win7何かと違ってより高速なSSD何か無用!(有ればあるで良いですけどね)チョット早めのUSBメモリで十分なのです。(非常に軽くてそのまま実用で使いたくなるかも知れませんね(^^; )
インストールに関しては非常に簡単!! もしかしたら・・Win7よりも簡単かも(^^; インストールも素早く終わりますしね。
Ubuntuルート権限でのログインはしない方針のOSですのでroot権限でファイルブラウザが起動するようにランチャーに登録します。
上部タスクバーを右クリック→パネルへ追加→アプリケーションのランチャ を選択して下記のように登録して置くと便利です。
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又は・・コマンドラインから
$ gksu nautilus /
と入力してもいいです。
コマンド又はランチャを実行するとパスワードを聞かれますのでログイン時に使用するパスワードを入力すればroot権限でファイルブラウザ起動します。
 
④次に先程RegzaでフォーマットしたHDDをPCに接続してみます。
すると・・・・自動的にマウントされます。
そこで開いたフォルダーはリードオンリーになってますので閉じます、root権限で実行しているファイラーからHDDを開きます
次にローカルにtsファイルが入ったNTFSファイルシステムに録画した普通のHDDを接続してタスクバーの「場所」を見るとそのHDDが表示されています。マウントをして(パスワードはログイン時に使用したものを入れます)録画したフォルダを開いておきます。
XFSフォーマットのHDDはユーザーではリードオンリーですので先程開いたroot権限のファイラーから開きますそれで読み書きが可能になります。(これ重要なのでもう一度書きました(^^; )
後はWindowsと同じ要領でコピーしたいファイルをRegzaのHDDへドラックするだけです。
NTFSREGZAのXFSフォーマットのHDDをUbuntuへマウントした様子
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NTFS側のDISCからコピーしたいtsファイル(とmetaファイル)をXFS側のDISCにドラッグするだけ・・
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普通にコピーが出来る・・・
⑤コピーが終わったらHDDをRegzaに戻しますレグザリンクからHDDを参照して録画ファイルが再生できる事を確認します。
※この時ファイル名が化けていることもありますので、出来ればmetaファイルを添付しておいた方が良いかもしれません。
metaファイルは1度録画しているフォルダーをREGZAでSMB共有で再生すれば生成してくれます又は・・
こちらから【Aria Rgzam】Metaエディタをダウンロードしてtsファイルから生成することができます。
 
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こちらがtsファイルからregza用のmetaファイルを生成してくれる
Aria Rgzam】です。使用方法などはリンクのページをご覧頂ければ分かると思います。
 
 
 
 
 
 
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このようにPTSファイルの変換にも対応しています。
metaファイルを生成して添付するだけでも文字化けは防げるようですが更に番組情報も正確に表示させたい場合はptsに変換して置きます。
※よくSSを見てみたら私・・・とんでもない事してました
おぉぉぉぉ のだめぇぇぇぇぇwwwww7話が消えました
地デジのチョット画質悪い方は有るので細かい事は気にしない
事にします
 
PTSへ変換する時はファイル名をよく確認しましょう(^^;
 
 
HDDに転送したts(ptsに変換)とmetaファイルでREGZA Z3500で表示したところ
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このように、metaファイルをtsから抽出した上でptsに変換すれば番組の情報も正確にリストに表示させる事が出来ます。REGZA本体の録画との同居も勿論可能です。
REGZAでも機種により一部情報が表示できない物も有りますZ3500は番組説明が見られませんでした。
字幕やデータ放送の視聴は録画側のTvtestやEDCBでデータ放送や字幕も記録するように設定すればOKです
※HDDのフォーマットは必ずREGZA側で行って下さい。
 
SMB共有が出来るのに・・・メリットは?と聞かれれば答えるのに困りますが(^^;
更に・・・Regzaで直接録画予約した方いいんでね?と言う声も聞こえそう
メリットはシークが非常に早く番組視聴も快適に出来る事・・・かな?(変換する作業は煩わしいですが)
あとHDDの場合はZ7000以降からだと早見機能も使えるんでしたっけ?
どうしてもLANケーブルが引けない方や無線LANの速度が遅すぎで画面がカクツク方にも良いかもしれませんね。HDDもセルフパワーの2.5inchを使えば手軽にPCとREGZAの間を行き来できるのではないでしょうか?
更にメリットを思い出しましたよ TSはコピフリである事!REGZAで鑑賞して気に入ったら又PCにムーブして加工・・・→永久保存!(ファイル一時置き場としても活用できるじゃないですか(^^; )
もしかしたらRシリーズでもこの方法で生ts再生が出来るんではないですかね?(無いので試してません)
誰か試してみませんか?(^^;
後応用として市販のNAS(xfsフォーマットが多い?)のHDDをバックアップする場合もLAN経由ではなくローカルでNTFSのHDDへバックアップも簡単にできるかも知れませんね。