別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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WHS2011を鼻毛鯖(S70タイプRB)に導入しよう!③

WHS2011 VS Linux
と鼻毛には関係有りませんが、DTV環境の視点から自鯖に相応しいOSはどっちが良いのか?
検証していきます。
まず、NAS代わりのファイルサーバーとしてはどうなのでしょうか?
気になるのは転送速度だと思います。
先ずは、過去記事より・・・
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  Linux  AtomD510+WD10EARS(HDD)            NAS GC-NSC1000GT+WD10EADS(HDD)
そしてこちらがWHS2011+鼻毛鯖での結果です。
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WinXPのSMB共有よりはマシですが・・
巨大ファイルの転送に関しては早いですね。
特に書き込み速度に関しては100MB/sを超えるなど大変良い感じですが・・・
512KB以下になっていくと転送速度の減速が大変目立ちます!
4KBに関しては低スペックなNASより遅いと言う微妙な結果ですね・・・
CPUがG9650にも関わらずコレっすか!?
ちょとガッカリな結果ですが・・・
TSファイルの転送に関してはかなり早いので許容範囲ではありますが・・・
 ※MP3等小さいファイルを大量コピーする際はSambaに比較して明らかに遅いです(^^;
 
 
      WHS2011+S70/RB+WD20EARX(HDD)
と言う事で、転送速度に関しては恐らく同じ鼻毛にインストールすればseqもWHS2011同等くらいになるのでは無いか? と言う事でLinux(Ubuntu10.04)のSambaの勝利!と言う事で宜しいでしょうか!?
この差はファイル管理の方法にあるのでしょうか?NTFSとEX4との違い???
 ※因みに4KセクターのHDDに関しては何も考える必要は有りません。(MBRの管理内であれば)
GPTの管理下だと又違います。
Regza(Z1以前のZシリーズ)のSMB共有は?
これが又微妙な所・・・・
WHS2011はWin7ベースのOSとなる為に当然SMB2となり、Regza旧Zシリーズでは全くLAN-HDDとしては認識しません(Win7同様!)ので何時か紹介したオレオレXP(XPと見かけさせる裏技)を使わないとダメなので・・・かと言ってサーバーOSにこれは無いので却下!
基本対RegzaのSMB共有は不可能です、但しDLNAサーバーとしては認識するのでそちら経由でTSファイルの視聴は出来ます。
ただ、前項でも述べていますがWin7系SP1の特有の問題により一部(地域によっては殆ど)TSファイルの再生は出来ない事も有ります。
しかし、DLNAの互換性は高く現在販売されているDLNA対応機器(PS3も含む)で大抵は再生が出来ると言うメリットもあります。
一方LinuxでSambaを使用した場合、対Win7PCでも対Regzaでも全く問題なくSMB共有が出来ます。
Regza側でもしっかりLAN-HDDとして認識します。
と言う事で、こちらもLinuxの圧勝!で宜しいですか?
但し、DLNAに関してはLinuxの代表的なDLNAサーバーMediaTmboでは互換性がやや劣るという事と、シークバーが使えない場合もあるのでWHS2011の勝ちです(^^;
H264の再生ではシークは出来ませんがバーの表示は出来ました(^^;
 
PT2の導入に関してはどうか?
まあ、これに関しては各人の好みの問題ではありますが、視聴環境(鯖には不必要)を兼ねるならばWindows系の方が圧倒的に良いソフトが揃っているので敷居の高さもWindowsの方が低いです。
ので導入のしやすさはWHS2011の方が上!(但し64bit環境に導入なのでチョットややこしいかも・・)
一方Linux(Ubuntu等)で導入する場合全てコマンドラインから操作しなければならないのでかなりめんどくさいです。
しかしながら、一旦環境が整ってしまえばWindows環境に勝るに劣らない録画環境の構築も実現可能です!Spinel に見られる放送のリアルタイムストリーミングも構築可能になって居ます。
(recpt1 http版などがそれです)
勿論Epgrecに見られる高機能でレスポンスの良い録画予約管理ソフトもあります。
と言う事で最近はPT2導入に関してはほぼ互角と言って良いのでは無いでしょうか?
 
総合的な録画兼サーバーとしてはどちらが有利か?
と結論を出すとしたら?
それは、間違いなくLinux環境に軍配が上がると思います。
(お約束ですが飽くまでも私見です(^^; )
理由は、環境設定では苦労するかも知れませんが、SMB共有の点です。
Regza旧Zシリーズの売りであるSMB共有も問題なく出来る点は高ポイントです。
そもそも、SMB共有出来ると言う事は、CPUパワーを要するトランスコードも不必要でそのままのデータをテレビや外付けメディアプレーヤー(リンクシアターなど)に渡す事が出来るので無劣化の高画質で視聴できる訳です。
しかも、テレビの持つ超解像技術や東芝の場合はレグザエンジンの画像補正機能を介して表示出来るので画質の面ではかなり有利なのです。
CPUもAtomやE-350で充分事足ります。
(但し端末が対応しないとX264やAVCファイルは再生できません)
ファイル共有も最近ではGUI環境でも出来るようになって居ますしそう難しい事ではありません。
PT2の録画環境に関しては、最近BSの番組もEpgrec環境で一部してますが震災時の停電以外では先ず落ちたことは無くTVRock環境より信頼出来るかも知れません。
何と言っても無料で使用できると言うのが一番大きいでしょう!
 
とは言っても天下のWindows環境であるWHS2011も個人サーバーとしては中々な物だと思います。
OSを初めとしてアドオンも一部有料ではありますが、それなりに出費する価値はあると思いますょ!
取っつき易さはこちらが遙かに上!
扱いやすさではLinuxの比では無いと思います一度導入したら手放せなくなると思います(褒めすぎ(^^;
上記記事ではバカちょん鯖とか皮肉っていましたが(^^;;;; 簡単な操作でWEBアクセスも含めて全て出来てしまうと言う事は有りがたいですよね? Linux環境ではそうは行きません。(決して難しい訳でも無いです)
それとWHS v1からの乗り換えは?と言えばRegzaのSMB共有を失う事になりかねないので(V1と同じPC名とIPアドレスであれば認識するかも知れません)時期尚早と言わざる得ないかも知れません、アドオンも素晴らしい物も揃ってますしね。
未だ未だ問題点はありますが、WHS2011はこれからのアドオンソフトでどのように化けてくれるのか楽しみなOSです。
ホントだったらPT2環境の構築もしてみたかったんですが、これは私のでは無いんです(^^;;
依頼品と言う事で、こちらは又機会が有れば? やってみたいとおもっています。
 
最後に・・ 
今年は折りたたみ携帯からスマートフォンへ主流が移りつつある年ですがそのスマホだけではデータを持ち歩くとしたらせいぜい数十GB程度・・小型パソコン代わりに活用する場合結構不便だったりします。
WHS2011を活用すればPC次第で数TB~数十TBのデータ領域をスマホでも利用できます。
一般的なクラウドサービスの場合数GB迄は無料ですがそれ以上になると月額使用料も発生してしまいます・・
それを考えるとかなり安上がりでTB単位のパーソナルクラウドが持てるのはかなりのメリットではないでしょうか?(但し・・データ管理は自分でしっかりする必要はありますが・・)
自分が保有する膨大なMusicライブラリーや画像、映像又は仕事で使うデータ等何時でも何処でも閲覧が出来るようになります。
外部に出回っては困る仕事用ファイルでもMicroSDに保存するよりクラウド側に置いておけばスマホMicroSDの盗難に遭ってもデータは盗まれないので安心です。
又、自分だけでは無くグループで同じ領域の共有も出来ますので各スマホで撮影したムービーや画像を保存してグループ内で共有も出来ます。
仲間内のクラウドセンターとしても活用できます。
NASでも同じ事は出来ますが容量がせいぜい1TB~3TB程度しか利用できません。
そういう事もありこれからは益々ホームサーバーの活用の場が増えてくるのではないでしょうか?
まあ、それをLinuxで構築するか?お手軽にWHS2011でやるかは各人の好み次第!と言う事になりますが・・・
 7/10追記
鼻毛鯖のACPIの修正方法が具体的に載っていた掲示板がありました。
まあ、鼻毛鯖をSLIC化するとか普段はチョット怪しげな事しか話題が無い様ですが?
SLIC化も合わせて可能ですが、それは要らないとして(OS位買え!(^^; )ACPIの修正はチョット挑戦する価値あり! ・・・かも(^^;
これにより、AHCIモードでの不具合SSD C400/C300等でS3スタンバイをした時に復帰しなくなったり見失う病が発動されるのと、USBキーボードを見うしなう等の症状も治るかも知れません。
チョット挑戦してみようと思います!もし失敗したら・・・ママンはH67でCPUはi3 2105を入れ替え!つー事でスーパー鼻毛をを目指す事にします(笑