別館PCチラシの裏日記帳 第2章

世界一!長ーい記事のブログを目指していますw

Intel NUC6i5SYHのPCIeリミット外しでNUCでも2200MB/sオーバー!


NUCでも2200MB/sオーバーを体験しよう!
NUCでも最新NVMe M.2では3000MB/sオーバーも確認!(960Proで確認)
Intel NUC 6i5SYK/SYH 6i3SYK/SYHが該当
取り敢えずM.2スロット(PCIe)のリミットを外してみた
 
今回は超久しぶりのイレギュラーなネタです!このブログではPT3ネタ以来なのかな?
飽くまでも自己責任でと言う事で!
 
 
ご存じの通り6i5SYH等のNUCはPCIe接続のSSDは1600MB/sの速度制限が掛かっています接続はPCIe GEN3x4なのに何故でしょう?
恐らくNUCの小さな筐体でM.2の高速SSDは発熱の問題も有るため温度上昇を防止する為にそうなっているのでは?と思います後は安定動作の為なのかな?
 
所が!New UEFI 0044ではそのリミットを外すことが可能になりました!!
「わぉぉぉぉ~マジか!?」所がです...リミットが無条件で外れるのかな?と思ったらそうじゃ無いんですよね。
参考URLはコチラ↓
http://nucblog.net/2016/05/skylake-nuc-bios-44-recovery-is-needed/
英語のページで英語力が無い私でも(英語は以前はアマ無線で喋る聞くは出来ても文書の読解力が無いw)何となく理解できました(^^;
機械翻訳を通すと却って分からなくなるので頭を捻って理解した方が良いです(^^;
 
日本語ブログで試した例が無い様なので私が只でさえ不具合満載と言われる6i5シリーズでやるのは躊躇いましたがやってみますね(^^;
※最初にお断りしますが、今からやる事はOCと同じ!メーカーの保証適用外になるかも知れませんので保証を受けるときはこれをやった事は内緒にしてください....w
じゃなくて(^^;飽くまでも自己責任でやってくださいね。
万が一NUCが動かなくなった場合Intelにすぐ電話をしてサポートを受けてください。
サポート外の事をやるので有料になるか無料になるのかは私の知った事ではありませんのでご了承ください
(^^;
VRMのレギュレーターに過電圧が掛かりWHEAが発生する問題に関しては無料で対策品に交換になるようですのでWHEAでもう諦めました...という方もIntelに電話をした方がよいです。
これ迄、某巨大掲示板内でNUC6i5SYH/SYKの不具合が数知れず報告されていましたが、過電圧でVRMが破損してWHEAが出るのを筆頭にメモリの相性問題、WiFiの5GHz帯が不安定とか、IGDの設定を1GBにすると文鎮化(再起不能)等々...まるで不具合の塊のようなNUCというイメージが持たれて不評を得ている可哀相なNUCなのですが、私の場合メモリの相性以外はそういう事も無く良い子にしているようですが?(^^;
しかし、0042で過電圧によるVRMの不具合やWiFiの不具合等は落ち着いたように見えます。
前置きが長かったですが、早速リミット外しに挑戦しましょう!

PCIeのリミット外し手順
①先ずはNUCの電源コードを外してから底蓋を外して写真に有るメモリスロット脇の黄色いジャンパにご注目!弄る前にジャンパが刺さっている位置をメモするか覚えて置いてください。
と言うか後で忘れてもこの写真を参照して元に戻せば良いですね(^^;
これがBIOS Securyty Jumperと呼ばれる物ですがこれを外します。
イメージ 1
②ココカラ↓
https://downloadcenter.intel.com/download/25988/BIOS-Update-SYSKLi35-86A-?product=89188
別のPCでUEFI 0044(SY0044.BIO)をダウンロードしてUSBメモリ又はSDカード(microSDはアダプタを使用)を用意してFAT32でフォーマットをしてルートディレクトリにSY0044.BIOをコピーして置く。
※別のPCが無い場合、予めUEFI 0044をダウンロードしてBIOS UP用のメディアを用意しておく。
 
③先程準備したUEFI SY0044.BIOをコピーしたUSBメモリをフロント側の青い方のUSBポートに刺してNUCの電源を入れると写真の様なメニューが出ることがありますがその場合
イメージ 2
F4を押します。
※正しくUSBメモリが認識されれば上画面のメニューは出ません、即下の書き込み状態に行きます。
すると..写真の様にUEFIリカバリー画面になり電源LEDが点滅を始めます。
イメージ 3
写真のようなFlash update has completed successfully"が出て電源LEDの点滅が終わる迄、NUCには触ってはいけません!
イメージ 4
④点滅が終了したら電源を切って電源コードも一旦抜いて先程外したメモリスロット近くの黄色いジャンパを最初取り外した位置と同じ所に戻してから裏蓋を閉めてください。
イメージ 5
UEFIの更新が終わったら電源コードは抜いて暫く置いてコンデンサの放電が完全に終わるまで放置は自作機の基本ですぞぉぉ~
⑤暫くしてからNUCの電源を入れてF2連打(NVMeはPOST時間はかかる物のPOSTが終了するとアッ!という間にOSが立ち上がるのでPOST中からF2を連打して置くとUEFIスルーでOSが立ち上がることは無くなります)でUEFIを立ち上げて何時ものBIOS UPの様にLoad Defaultsを必ず実行してください。
UEFI更新後の1回目の起動ではPOSTに時間が掛かったり再起動する場合もありますが気にする事はありません。
1回目のPOST中は中々起動しないからと言って絶対に電源を切らないで下さい。
※2 NUCではBluetooth接続のキーボードやマウスを使用している方も多いと思いますがBluetooth機器ではUEFIの操作はできません。
別途、ドングル式の無線キーボーとマウス又はUSBキーボード、マウス(キーボードのみでも良い)を準備して下さい。
Bluetooth機器はOS上のみで使用可能です。
 
⑥NUCを再起動してOSを立ち上げてSSDのベンチを取ってみます。
さてリミット解除できていますか?確認してみます。
 
USBメモリを刺してもBIOSの書き込み画面に何時まで立っても行かない場合が有りますこの際はUSBメモリFAT32でフォーマットし直してSY0044.BIOだけ入れてみてください。またUSBメモリも4-8GBの小容量な物の方が成功率が高いような気がします。
USBメモリでなくとも6i5(6i3)はSDカードもBIOS UPやOSインストールに使用できます。
 
リミット解除後のベンチは如何に?
NUC6i5SYHで夢見たシーケンシャルリードが2200MB/s越えをホントにマークしましたね
(^^;ほほぉぉ~また一つ6i5シリーズの弱点が解決したようです!
※NUCじゃ無くて別のPC何じゃ無いの?と疑いが掛かると行けませんのでCPU-Zを添えたSSをアップしておきますね(^^;
リミット解除後の各ベンチのSS(CrystalDiskMark&ATTO Disk Bench)
イメージ 6
こんな感じで各種ベンチでもシーケンシャルリードが2200MB/sを若干超える結果が出ましたよ!
下はリミット解除前のベンチですが明らかな違いがうかがわれますね!
やはり、同じ様な外気温下でテストしてますがベンチ中のSSDの温度は平均で5℃位高めになっております。
逆に5℃程しか違わないのか...とも思いましたがどちらにせよ73℃は長々使うはデンジャラス!な気がしますので出来れば何度も言いますがエアフローを確保して使った方が良いみたい...
注:※エアフローをしっかり確保しない状態でSM951の場合短時間で何度もベンチマークを走らせないで下さい!高温が持続してSSDを破損?? させる恐れもあ有るかも?
破損まで行かなくとも平均値を取る為ベンチを何度も実行したらchkdskが発動しました(^^;
※普段使い中は高負荷状態が続く訳では無いの高温状態が持続する事はありません。PHOTO Shopのテンポラリー程度ではこんなに高温になりませんでした。(大体49度程度を持続)
リミット解除前のベンチ(CrystalDiskMark5.1.2 64bit)
イメージ 7
ただ高速化したのはシーケンシャルリードのみ、ホントの体感速度に差が出て来る4Kランダムアクセスに付いてはリミット解除しても変わることはありません。
事実、ベンチと少々大きめのファイルコピーは速くなった事は覗えますが普段使いではそんなに速くなった事は実感しませんね。
但し、ゲームのデータロード等では効果を発揮するかも知れません。
でも何で態々1600MB/sのリミットを設けたのか?(そりゃぁぁ高速SSDが爆熱だからに決まってますよね?(^^;)よく考えてリミット解除を行ってくださいね。
後は950Proは高熱時スロットリングが発生して発熱を抑えてくれますがSM951はそのまま熱々の状態が持続する様ですエアフローは考慮して使いましょう。
SM951よりもNUCには950Proを使った方が良いかも知れません。
私のイチオシはNUCにはSATA3接続のSSDで十分!その際M.2でも500GB~1TBの物を選ぶようにしたいですね。(小容量だと大抵安価なSSDTLCですから速度低下や寿命も心配)
何よりもデータのバックアップは忘れずに!なのです。
これで最新のSM961等の3000MB/s越えのSSDも100%?近くの実力が発揮出来るようになりました!
と思いますが..実は甘いのです(^^; NUCでは接続バス(PCH側)のボトルネックとCPUのボトルネックが有るかも知れません。
※960Proで3000MB/sオーバーを確認しましたがスペック上の3500MB/sはNUCでは出ませんでした(^^;
やはりバスのボトルネックはある様ですね。
SATAの場合ATAPI(久しぶりに聞いたなオィ(^^;)に準諸してますのでCPUを介さないバスマスターが有効になりますのでCPUのボトルネックは受けにくい。
NVMeの場合も同様だと思いますが、実際CPUが800MHzで動作している時と3GHz以上で動作している場合4Kランダムアクセスの差が4倍も出ました(^^;(シーケンシャルもチョット落ちる)
 
という事で、何かと世話の焼けるNUC6i5SYHでしたがメモリの相性以外UEFIで不具合も潰しこまれて来ており、これ迄の不具合の連続で皆さん糞扱いをされているようですがその分値段が発売当初から比べて日本国内でも1万位安くなってきていますし、米尼で買うと更に安く買えるみたいです、もう性能も高くコスパの良いNUCと言っても過言じゃ無いかも知れません。
爆熱覚悟になりますがPCIeのリミットが解除できるというのもまた一つの魅力でしょう。
世の中世話の焼ける子程可愛いと言いますがNUC6i5RYHは正にそんな子でしたね、色んな意味で楽しませていただきました!
事実Skylark本家のZ170+6700K搭載PCよりも安定動作迄手間が掛かりました...ハァァァ(^^;
もう5月も終わりますしそろそろあのSkull CanyonNUC6i7KYKのジャンボNUC?(^^;が姿を見せる事でしょうこれはM.2スロットx2なんでしたっけ?しかも初めっからフルスピード..
NUC6i5見たいな不具合は無いんでしょうね?とっても怪しい気がしますw
皆さんも6i5で懲りたかも知れませんのでしっかり人柱~情報を見て安定した頃合いを見て初物価格で無くお安くなってから購入された方が良いかもしれませんね!
もう私の方は10万以上もしそうなNUCは興味ないので購入する予定は有りません。

スキューキャンキャン買うならGTX1080でも買った方が..(^^;
同じ様な値段でグラフィクス強化狙うんだったらPascal(GTX1080)でも買った方良いです。
GTX1080如きに初物価格が12万弱とは呆れ果てて何も言えない状態ですが..(^^;
足下を見られているようで大変気分が悪くなってきます(`ヘ´) 怒!
現在は未だリファしか無く何処も初物は少数しか入荷しておらず売り切れですがまあ、毎週の様に製品の入荷はあるみたいですので焦ることも無いでしょう...
実際は12万!?はホントの初物のみで\98,700~の価格設定みたいですね。(GDDR5 8GBと言うことを考えれば適正価格かな?)未だ何処もリファレンスのみでOCタイプやオリジナルファンの製品は出てませんので、何処のを買っても同じ..安いやつ選べば良いんでは?(^^;
私の方はコスパでオリファンGTX1070待ち!
そもそも購入するかもわからない..実際は...GTX980で十分間に合ってま~す!(^o^)/
そりゃそうですよね、ゲーム音痴なんですからwオィ(^^;
でもゲームしなくても高解像度にもGTX980系から比較して強くなっているんでしょ?
4K(UHD)は愚か8K(SHD) 60Hz迄対応(DP1.4ポートのみ)とは凄いですね...将来に備えて買っても良いでしょうか?
でも未だ8Kテレビやモニターの姿が見当たらないようですが(^^;;;;
ただ4K x4(60Hz)の出力も可能なので8Kモニターは待たなくても良いのです。(私はやりませんがw)

ライバル機戯画の鰤ことBRIXシリーズもIrisPRO搭載はしてませんがUSB3.1を搭載してSSDはM.2 NVMe(NUCと同じく1600MB/sリミット付き)もサポートした新製品も出てますが値段的に魅力はありません。
名前からよく新聞折り込みチラシに入っている某コーヒー会社を連想しましたが..
アリャBROOKS!(^^;wこんなこと書いてたらバックドア有効のPCで更新したら広告が出てるじゃ無いですかw
最上位機種のi7搭載機はThunderbolt 3に対応して更にはUSB3.1HDMI 2.0搭載の欲しいものは全部入り!な製品も出てますが値段が8万超えの癖にデスクトップ版i3 6100Tよりパフォーマンスが落ちるデュアルコアなi7では魅力がありませんよね。
せめてこの値段だったら内臓グラフィクスはIris Pro Graphics 580位は搭載しても良いと思うのですが..
サイズがサイズだから本家NUCのSkull CanyonNUC6i7KYK並のクワッドコア(6700HQ)なi7迄は要求しませんけどね..(^^;
ただ鰤ちゃんの場合は内臓グラフィクスが貧弱なのでTB3経由でどの程度のグラフィクス強化が出来るのかが鍵でしょうね。
AppleではTB3対応のディスプレイにGPUを内蔵すると言う今迄に無い発想の物も出てくるようです。
そしてこれからの時代はマルチモニターもディジーチェーンで接続がトレンドになるのでは無いでしょうか?それに対応したモニター(DP OUT端子付き)もボチボチ出て来てますね。
尚、HDMIは2.0a迄進化してますが、DP(TBポート)とは違いパラレル接続しか対応していません。
※そもそもHDMI(DVI)とDPは別物。
ディジーチェーンと言う言葉もSCSI世代の物(死語)だと思ってましたがTB3が普及すれば又復活するんですかね。(TB3自体コケる可能性も拒めません(^^;)
次期チップセットZ270ではUSB3.1は勿論、TB3もネイティブ対応されると言われていますこれでどの程度普及するか?ですね。

と言うことで今回もイレギュラーですがお金は掛けずにストレージの強化を果たしました~!
実は..プラスしてMX100(512GB)の旧世代のSSDが開いたので贅沢にデータもSSDに変更もしています256GB+512GBも有れば動画のエンコや録画PCで無ければ十分事足ります。
磁気記録式のHDD搭載時はスピーカーの上に置くのは避けていましたがMUSIC演奏用のPCにも活用してますので今は思いっきり置くところが無いのでスピーカーの上にのっけてます(^^;
音質的に考えて再生機を自ら振動を発生させるスピーカーの上に置くなんて非常識!と思いますが細かいことは良いのです(^^;
今はアナログレコードがブームになってますがレコードプレーヤーだけはフロアー型スピーカーの上にのっけないでね!「ブォォォォン!」という凄まじい音が出ますので(ハウリング)音質云々というレベルでは無く大変非常識ですw(^^;
 
Kaby Lakeはまだ先と聞いて...
次回から水冷とグラボの強化を目指します!なのです
次回は普通に戻ってSkylakeZ170+6700K PCのまとめで後はSkylake関連は締めたいと思いましたが、どうやら次期Z270ママン&Kaby Lakeの販売開始は未だ未だ先の来年になりそう..
それに私が次回是非欲しいと思っているママンがZ270搭載のASUS MAXIMUS Ⅸ FORMULA(仮名 M9F) EKの水冷ヘッド付きの奴、出ると良いですね(^^; これを待っていたら次世代のCPUとママンの導入は来年のお盆過ぎになっちゃいそうですね...この頃になると今のSkyLakeの様にお値段も落ち着くでしょうし。
長年の懸案になっていたVRMのヘタリもこれで解決!(かな?(^^; )
本年のアップグレードの焦点をグラボ&水冷をなるべくお金を掛けないで!!と言う事にしました(^^;
「水冷でVR & 8Kに対応しよう!」にお題を設定して話を進めたいと思いますw(^^;
水冷キットを買った物の240mmのラジエーターでは何と!海賊のH110にも劣る結果が出てしまいましたorz..逆にH110i GTX←車じゃあるまいし何でもかんでもGTXとか付けるのが好きねぇ(^^; は簡易の癖なかなかの冷却性能があるのには感心させられますね。
冷却水の注入交換の出来ない簡易では経年変化による性能劣化は心配されますが最低2-3年は大丈夫とされていますのでコスパや性能で選ぶなら敢えてお高い中途半端なコンポーネント型水冷キットは選ぶ理由は無いでしょう。(と言う事を思い知らされました)
 その辺もどう改善していくか?(多分にしてラジエーターのサイズが問題だったのでしょう)ただいまパーツを物色中なのです。それと最近のトレンドがCPUだけで無くGPUも水冷化するのが海外では流行っていてGTX1080/1070用の水冷ヘッドも国内でも入手可能になっています、こちらも興味津々なので検討中!なのです。
まだ出て来たばかりで高いですがGTX1060でGTX980搭載機のリプレイスで電力効率UPも一考!
(性能UPは期待できないがGTX1080では私には豚に真珠(^^;w )