別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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アナログ放送もあと17日の命・・PT2は販売終了間近!?

アナログ放送もあと17日の命・・
デジタル化をする理由とは?
あ、そう言えばアナログ停波日は今月だったんですね・・すっかり忘れていましたね(^^;
私としては1953年3月1日から2011年7月24日までカラー化の時も受信機の買い換え??等と囁かれて居ましたがそれにもめげずに白黒テレビとカラーテレビの互換性を死守してきたアナログ放送の実に58年にも渡る放送が終了するんですから一大事なのです。
言い換えれば、VHF/UHF帯で1CH辺り6MHzも帯域を食いつぶして通信に割り振りすればかなりの情報量が送れるのに電波の無駄遣いがよく58年も続いてきたな・・・とも言えるんですね(^^;
それにアナログはデジタル波以上に混信やマルチパスに弱い放送でした。
VHF帯が12ch割り振りされていても使えるのはせいぜい7ch・・しかも7chと8chの間隔が狭く7,8チャンネルはCATVで有っても同時に使用できませんでした。(だから北海道の一部の中継局以外で7chで放送する局が無かったのです、CATVでも大抵7chは使用不能チャンネルになって居ます)ホントに効率の悪い電波の使い方をしていたわけですね。
 ※VHF 7chの一部の帯域では関東、関西地区中心にデジタルラジオ実用化試験放送で使用していました
    (現在は終了)
デジタル波の話・・・
デジタル波の場合アナログのように1本の搬送波(キャリア)では無く5617本のキャリアから構成され各キャリアは1KHzの占有周波数となり1000Hzx5617本=5,617,000Hz(5.6百万ヘルツ)つまり総計5.617MHzの帯域となります。
こんな単純な事ではありませんが、大雑把に言えばデジタルの場合は符号化すれば0か1で情報を送りますが、各キャリアは1の場合はキャリアが現れて0の場合キャリアが消える事になります。
それぞれの(サブ)キャリアはQAM(12セグ)又はQPSK(ワンセグ)で変調されます。
直交周波数多重変調(OFDM)と言います。
QAMやPSK方式はASK=AM(Amplitude Shift Keying)やFSK=FM(Frequency Shift Keying)方式と比べて帯域を節減出来る事とエラー補正にも優れている為に効率よく電波を使用する事が出来ます、遅延波によるエラー補正にも優れているという特徴を持ちます。
遅延波の混入=マルチパスやノイズの影響も受けにい為(但し限度がある)移動体でも画面の乱れが少なく安定した受信も可能となるわけです。
その為か送信出力も搬送波ダダ漏れのアナログ放送に比べて1/10の送信出力で同一エリアをカバーできるとされています。(対UHFで1/10 対VHFではUHF帯の伝送ロスが大きい為1/5の出力になって居ます)
地デジについては、とても難しいかも知れませんが詳細はこちらをご覧下さい(^^;
チョット私には難解でした・・ハハハ(^^;;;;
 
 今までのアナログ放送の仕組み
でもアナログはお任せ下さい!?(^^;;
因みに、アナログの場合は普通のAMラジオと同じ振幅変調(DSB方式)で搬送波の上下方向に変化を与えて信号を送ります、しかもDSB方式(ダブルサイドバンド)はUSB(アッパーサイドバンド)とLSB(ロワーサイドバンド)の2つの同じ情報が発生してしまいます。そこで、SSB方式(シングルサイドバンド)にすればアナログでも効率よく電波を出す事が出来たわけ(送信出力も1/6程度で済む)ですが、受信するには高度な復調技術が要する為コストアップにも繋がりますし、粋なりSSBにしてしまうと今回のアナからデジの変化のように互換性を失われてしまう為に方式は58年間変わる事はありませんでした。
因みにSSBはアマチュア無線や航空無線等、業務無線のHF帯AM系の音声通信の主流になっていますが、効率の良い方式なのに放送波では使用される事はありませんでした。一時期短波放送のSSB化の話はありましたが今は白紙になってます。
理由はチューニングが難しくFズレを起こすと音調が変わってしまい音楽には向いていないという理由も挙げられます。(音質はAM(DSB)放送と同じです)
 テレビ放送の場合DSBにすると普通のカラー映像(走査線512本)を送る場合は9MHzもの帯域が必要になります。そこで同じ情報が載せてあるアッパーサイド側を6MHzにする為に一部カットします(搬送波は付けたまま)
音声信号は普通のFM放送と同じ、周波数変調で最大15KHz迄の音声が送る事が出来ます。
昔は全国放送の場合東京タワー波のみFM放送と同等な音質で地方向けNTT中継回線を通すと10KHz以上の音は聞こえませんでした。(但しローカル番組は15KHz迄の音声を送る事が出来ました)
そうして、アナログ波は送出されてきました。
因みに同じく24日に停波するBSアナログ放送の場合周波数変調(FM)が使用されており搬送波の左右の軸方向に変化を与えて信号を送出します占有周波数幅が実に1ch辺り27MHzと地上波アナログ放送の4倍もの無駄な帯域を使います(正しく大無駄!!)この27MHzの帯域にはデジタル放送で24スロットを使用する局だったら3局も入るんです。(^^; だから、10月からアナログ跡地には沢山の事業者が参入できるのです。
 因みに音声だけはデジタルです。PCM音声サンプリングレート31KHz/48KHzで無圧縮という点から現在のBSデジタルよりもBモード(48KHz)は高音質なんです!
Aモードの31KHzの方は実は4ch迄音声は送れる筈ですが今までテレビでは利用される事は無くWOWOWのチャンネル内でstGIGAと言うデジタルラジオ局が、4chの内2ch(ステレオ)を利用してラジオ放送をしていました。
 
では何故アナログの場合同じ地域の放送局の間隔は偶数か奇数になっていたのでしょうか?
それは、理論上間隔を詰めても大丈夫なはずですが、そうすると昔の選択度の悪い受信機では隣接妨害を引き起こしてつぶし合いが起こってしまうので敢えて1ch離して放送をしていた訳です。
しかも、VHF帯が奇数の地区では冒頭で述べたと理由で7chは滅多に使用される事はありませんでした。
もし仮に中京地区で7chを使用してしまうと・・関テレの8chに障害が出る地区も続出するのです(周波数が8chの一部被る為)そういう理由からも中京地区や福岡でホントはVHFに鎮座しても良い筈の日テレ系の局が省も無くUHFに行ってしまったのです。
(勿論そんな簡単な問題だけでは無く権力の強い地元新聞社の柵もあります。)
デジタルの時代になり、受信機の性能も上がって来た事から地デジでは1ch離す必要がなくなりました。だから東京の場合は順番に1ch離す事無く放送局が配置されているわけです。
そういう事からも、電波を効率よく使用できるようになりました。
更に、ブラジルのようにMpeg2では無くH264を使用する事で画質を落とす事無く更に帯域を節約する事も出来ますが、日本のテレビはMpeg2で企画されてしまった為にH264に変える事も困難です、もしH264に変更なんてなったら・・今回のデジタル化のようにアナ、デジとの互換性が無いのと同じ事が起こり又世の中を混乱させてしまうでしょう・・世間では・・「又かよ!」という人が続出して今度こそテレビは大衆から捨てられる運命にもなりかねません(^^;(但し、スカパー!は例外でDVB方式のH264化つまりスカパーHDに一本化されます)
H264若しくはそれ以上の圧縮技術は次世代のスーパーハイビジョン放送に期待!と言う事になりますね。
今まで如何にテレビ放送をする為電波の無駄遣いをしてきたのか・・チョットはご理解できたでしょうか???(^^;
電波の帯域を使う携帯端末も普及してきましたし、時代の流れから言えば電波の使用効率を上げる為のデジタル化も当然の結果だと思います。
そういう事情もあるので、不便を強いられるデジタル化も受け入れなきゃならないのでしょう・・
とは言ってもここ見ている人はデジタル化でHDDの容量が逼迫している人は居るかも知れませんが、不便になった人は居ないでしょ?(^^; 逆に、放送波をHDDに録るだけだから簡単になった!画質が良くなった!編集も思いのまま! 彼女が出来ました!(んん???(^^;;; )と言うメリットの方が多いと思います。
で、7月からのアナログ放送では画面左下にデカデカとカウントダウンが始まってますね。
イメージ 1イメージ 2
            民 放           NHK
うわぁぁ・・コレは酷い・・・ニュース番組では字幕と被って読めません!
NHKと民放では若干表示が違うみたいですが、どっちにしても邪魔です!
地デジコールセンターにもこの件に関しての苦情も殺到したそうですが、コレもコールセンターに電話を掛けさせると言う工作も含まれるんだそうです。(^^;
幾ら、アナログ停波まで20日切ったと言ってもこれはやり過ぎでは無いでしょうか?
24日迄にアナログは終わる事はみんな知っているですから・・・・
最後までアナログ放送を利用させて欲しかったな・・コレではアナログはもう見る気になりません。
ハッ!Σ(゚Д゚;; コレもさっさとデジタル放送へ移行させる工作?(^^;;;;;;
それと24日のアナログ停波の歴史的瞬間をしっかり目に焼き付けておきたいと思います。
今から最後の瞬間を録画する為埃まみれのVHSデッキの整備をしておかなきゃ・・(^^;
 PT2ではアナログ放送は録れませんからね・・
その他、アナログ停波に伴ってKeyHollTVも24日以降変化がありそうです。
今まで、キー局のアナログ波は視聴できていましたがデジタル放送の再送は禁止されています。
これも残念ながら24日以降終了になるかも知れません。(ラジオだけは残るかも知れません)
しかし、前回紹介した黒フリーオで対処できますよ!(\19,800が惜しくない人や手持ちの人はどうぞ!)
 
フリーオは何を企んでいるのか?
フリーオではWOWOWやe2スカパー!全chのキーの送信も期間限定で行うそうです!
期間はアナログ放送が終了する7/24~一週間、(WOWOWは7/14現在視聴可能になっているようです)
これは、今後試験が終わると期間限定では無く長期的に実施する事も考えられます。
そして、Friio白又はFriio EXpressを買うとFriio Expressが無料で付いてくるキャンペーンをやるようです。
PT2の在庫もそろそろ底を尽きる事から、再びフリーオに注目させようとする工作なのか?それとも、PT2やPX-W3PEに対抗して新製品を発表するのか?NET-CASを武器に何かやりそうな気もしますね。
それとも、SKYLABを意識しているのか?(^^; 
一体フリーオは何を企んでいるのでしょうか?
 
PT2は販売が終了!
となりました・・生産に関しては既に4/28に終わっていますが、販売もそろそろ終了です。
現在も未だ流通在庫が残って居ますが、ボチボチ底をついてくるのかな??
もし、地デジ化をしていない人が居たら・・・早く買っちゃった方良いですよぉ(^^;
もしかして・・24日以降急に在庫が底をつくなんて事も有るかも・・・・・
ドスパラは品切れです(でも、しらぁぁっと復活する事があるので要観察(^^; ) 
 
そして、期待するのは次期商品なのですが・・・今の所は目立った動きも見られませんしアースさんもPT2は売り切っているので暫くは安泰なのでしょう(^^;