別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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鼻毛鯖のACPIを修正してみよう!(玄人向け!)

S70/RBのACPIを修正してみる①
準備編
前々から言われていた事で、鼻毛鯖は実は病気を持っています(^^;
詳細はこちらに書いてありますのでご参照を!
http://www22.atwiki.jp/osx86temple/pages/13.html#5800S70RB
症状としてUSBキーボードを認識しない場合がある、AHCIモードでHGSTのHDDやSSD C300/C400等との相性が悪い、IDEモードならほぼ問題ないが従来持つHDDやSSDの性能が100%発揮できない(そもそもAHCIモードで無ければTrimコマンドの利用が出来ない)
S3スタンバイから復帰に問題があり、PT2でスタンバイ、復帰を繰り返す録画鯖等の作業には向かない等々・・・・鼻毛鯖は従来のサーバとしてのみしか意識して作られていません従来のデスクトップPCとしても活用する為に又、夏場の省電力(頻繁にスタンバイをする為)にも一役買おうと思って・・私は敢えて書き換えしました。(別にBIOSを書き換えなくても大丈夫なのですが・・チャレンジャーですから(^^; )
そこで・・この不具合を修正する為の定義ファイルが上記URLに前々からUPされているんですが、うまく行きませんでした・・症状が悪化したり(^^; BIOSを飛ばした方もおられるようです!
これから、行う方法はチャレンジャーレベルなので「難しそう・・」と思ったら止めた方が無難です!又は今の環境で不具合が出てない方はやらないで下さい。(従来のサーバーとして使うなら不必要な作業です)
BIOS飛ばしても良いからチョッと試してみるか!」と思う方のみお試し下さい。
BIOSを修正しただけでは直らないのでOSの再インストールも必要になるのでご留意下さい。
OCと一緒です!飽くまでも自己責任で行ってください!メーカーのサポートも無くなります!
ある掲示板(2ch PC等 Windows内を「RB」で探して下さい)に書いてあったとおりやったらうまく行った!と言う方法を敢えてそのまま紹介します。
同時に、SLICの埋め込みも出来るそうですが実験したい方は何処からか情報を探して下さい。
敢えてここでは触れません。

準備をする
先ずは必要なTOOLを集めましょう。
 
1.S70/RB用の修正ACPI定義ファイル
http://www22.atwiki.jp/osx86temple/pages/13.html#5800S70RB
ここからダウンロードできます。
2.Xg54用のBIOSをダウンロード(吸い出し時の踏み台27byte補正用の為に必要です)
http://support.express.nec.co.jp/workstation/support.php?models=6067&support=1&page=1&num=10&file=1&os=0
3.ISOマウントをする為のお馴染みデーモンツール
http://www.daemon-tools.cc/jpn/home
4.DiskExplorer
  マウントしたBIOSイメージからファイルを抽出するのに使います。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA013937/editdisk/index.html
5.鼻毛用BIOSを吸い出す為にWinPhlash64(64bit Win7の場合はこちら)
http://www.filecrop.com/WinPhlash64.html
32bit環境用、同上BIOS吸い出しに、WinXP(32bit) or Win7(32bit)32bitの場合
BIOSの書き戻しもこちらで出来ます(64bit版は書き戻しは失敗しますので注意!)
http://www.filecrop.com/46782721/index.html
6.Phoenix BIOS Editor(修正ACPIを適用してBIOSをリビルドする時に必要です)
http://rapidshare.com/files/270283002/Phoenix.BIOS.Editor.Pro.v2.2.1.3.rar
7.Microsoft ASL Compiler, v.4.0.0 (同じくACPI書き換えにASL.EXEが必要になります)
http://download.microsoft.com/download/2/c/1/2c16c7e0-96c1-40f5-81fc-3e4bf7b65496/microsoft_asl_compiler-v4-0-0.msi
8.こちらからお好みのToolを入手してDOSブートが出来るように設定しましょう。
http://kaeru.tuzikaze.com/usbboot/software.html
9..Stirlig等のバイナリエディター(何でも良いです)
 
その他、テキストエディターソフトも使いますがWin付属のメモ帳でOKです。
別途禿丸エディターやMIFESなど準備する必要はありません。
Windows(32bit ONLY)上ではWinPhlash 1.7.0.16で書き戻しが出来ますが、64bitのWin7上でWinPhlashi64を使用しても書き戻しに失敗しますので、DOS環境から書き戻すようにすれば良いでしょう。(失敗してもブート不能にはなりませんでしたが注意して下さい)
それにはUSBメモリーからブートできる環境を作りましょう。
実践編へ続きます・・