別館PCチラシの裏日記帳 第2章

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Haswell PCのベンチとチューンナップ?(OC)

Haswell PCのベンチとチューンナップ?(OC等)
New Hwswell PCが完成してもうねー、エンコにオーサリングその他..大活躍中なのですが肝心なベンチを取っておくのを忘れていました(^^;
もう11月なのですが思い出したようにベンチを取ってみました!
もうズバリ!歴代CRYSTALMARK 2004R3のグラフから行きますね。
           CristalMark2004R2歴代ベンチ(LGA1156以降)
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ベンチソフトが古い為に最近のCPUには最適化されていないかも知れませんが前回の3770sに比較してクロックもアップした事も有るかも知れませんが、ぶっちぎりにベンチが良くなっていることが分かります。
GPU性能は目立たないように見えますがOGLのベンチが今迄ドングリの背比べだったのが群を抜いていることが分かります。
この事からグラフィクスに付いてもローエンドグラボに匹敵する性能はあるのかな?と言う気がします。
(HD7750クラスから比較すると到底叶いませんが(^^;; )
場合によってはIvyから蓮へのアップグレードも有りかも知れませんね!
ムーアの法則が崩壊したとは言え一応はベンチマークが旧型CPUと肩を並べる事は無いようですし地味にCPUも進化していると言う事でしょうか?
それと、私の場合+1GHzのOCは余裕で出来る事が判明(勿論マザーやハズレCPUによりそうはいかない場合もあります)したので、OCもやらないわけにはいきませんね!(^^;
イメージ 2OC時のCPU-ZですがVcoreは1.307V辺りに固定状態でOCCTを実行してみましたが1時間程の高負荷を掛けても落ちる事は無く私としてはこの辺は未だ実用範囲であると踏みました。
しかし、未だVcoreを下げる事も可能ですので未だ詰める必要があるでしょう。
ただ、室温16度(今日は未だこの時期としては暖かい部類)でCPU温度が最大84度(瞬間的には90度まで行くようです)まで上がるので夏場はチョット心配です。
CPUの殻割りをしなければこんな感じで殻割りをすれば∞3辺りの貧弱な空冷でも4.5GHzでも夏場もしのげるかも知れません。
※今回は殻割りはしません
蓮のOCに付いてはここでは設定などの詳細は書きませんので、詳細はググるなりして下さい。
ただ言えることは...何時もの事ながらCPUの産地やロットに寄って蓮と言えども当たり外れは激しいことが伺える..と言う事です。
私のは小当たり~くらいですね。
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※AVXのチェックを外しています。
AVXのチェックをしての負荷テストで速攻で落ちる場合は100%CPUの性能を発揮できない事になりますのでその辺も考慮してOCをしてみましょう!(発熱も結構問題になりますのでその時にはやはり殻割りは必須)
定格にてAVXテストで速攻で落ちるのは論外!(^^;(クーラーを見直しましょう)
一番温度の高いコアの温度推移ですが高負荷時瞬間的に88度になっていますが実用上は問題ないと思われますが、CPUのコア電圧を詰めたり殻割りなどの放熱対策はやった方が良いみいなですね。
多分にしてCPUクーラーを良い物に変えても殻割りをしてCPUコアの発熱をCPUクーラーに効率良く伝わるようにグリスからリキプロなどの熱伝導率の良い物にしないと効果が無いと思います。
低負荷になると一気に48度くらいまで下がるので、この瞬間90度の原因はあのグリスバーガーの性ですよね?(^^; 低負荷時に一気に温度が下がっているのでCPUクーラーはしっかり機能しているものと思われます。
とは言っても私の場合チューニング無し、一発で4.5GHzが安定したのはOC史上初なのですね(^^;hi
デフォでVcore盛り気味と言うのもありそうですが....
※AVXテストでは30分持たなかったので安定しているとは言えません...orz
今から15年前のCeleron300Aを450MHzを目指してOCしていた時代から比べて10倍物クロックで動くんですから考えてみれば凄いですよねw
300Aを450MHzにするのには大変苦労しましたVcoreを変更するのに440BXマザボ(AsusのP2BとかP3Bが定番で他にAbit BE6とか今は亡きEpoXにも定番商品がありました)にはVcore調整機能なんて有りませんから、CPU(カートリッジ式)基板の非常に小さいランドにジャンパ線を半田付けしてVcoreを調整をセコセコしていましたね、OCに関しても半田付けの腕が必要な時代でした。
苦労しがいも有って300MHz→450MHzへのクロックアップは効果が絶大でWindows98の動作その物がキビキビするんですから大変分かりやすかったのですね、ベンチをとっても伸び率は今のOCよりは大きかったのです。
ドハズレCPUに当たるとやはりなんぼ電圧を盛っても発熱が大きくなるだけで450MHzは愚か400MHzもきつい筐体も存在してましたね。
今のOCは+1GHz+αでもOSがキビキビ動くこともありません(OSがキビキビ動くにはSSDが鍵を握っているからです)エンコ時間が短縮されたり、ベンチマークが伸びた!と言う事でやっと実感できるでしょう。
と言う事でOC何てしなくても十分満足のいくPCになるのでリスクを冒してまでのOCと言うのも下火になってしまったのでしょう。
あの時代のOCは実用性も有り速さも速攻で実感も出来て楽しかったのです!
チョット懐古話にまーた走っちゃいましたが(^^; OCに関しては自己責任で行って下さいね!
注:QSVを使用したエンコにはOC効果は殆どありません!(ソフトウェアエンコで効果を発揮します)
毎度言ってますがらOCに関してはマザーボードは厳選して下さい!Z87で有っても廉価版でVRMが貧弱な物も有りますので基準として8フェーズ(6+2フェーズ)以上又はデジタルVRM搭載品は最低限の条件だと思います。
4フェーズのVRMでも一応OCは楽しめますがベンチで満足!で我慢して下さい!(^^;
そのまま長らく使用すると..ある日突然VRMがヘタって不安定になったり起動不能に陥ったりする事が多いのです。(何度も経験済み(^^; )
VRMの劣化ですから当然マザーボードを交換すれば元通り安定したPCに蘇りますが、今迄不安定なのは○×社のoo-xoo がへたれだから...と誤解をしてしまうでしょう。
確かにそのマザーボードVRMがへたれだからかも知れませんけどね(^^;
※無理なOCをしないのであれば4フェーズ(4+2フェーズ)位のマザーボードでも十分です。
今年は電気代も上がって省電力PCへ皆さんの心は傾いています、4770KをOC無しで使うのも有りです!
それでもベンチが示すとおりivy世代よりは結構な性能の伸びがあるんですからね。
と言う事で定格での消費電力を見てみましょう!
イメージ 3イメージ 4左(上)はアイドル時(800MHz)
右(下)が高負荷時(3.5GHz)
になりますが、アイドル時はIvy3770sと殆ど変わりは有りませんが高負荷時は30W以上消費電力がUPしてますね..orz
でもこれは想定の範囲内です。
敢えてK付きを選んだんですからね..(^^; とは言え、消費電力に対するCPUの効率はivy並には有るのでは無いかと思います(それ以上?)
ま、OCCTの高負荷じの事ですからエンコに関しても別に画質は気にしませんのでQSVが中心、141Wで長時間使用することは無いと思いますので、消費電力については問題なしですね!
所で?HG5d(SSD)はどの程度性能UPしたの?
と言う事で東芝HG5dはどの程度性能アップしているんだろうか?気になる所です。
イメージ 5イメージ 6
 左が0file右がRandomですが双方とも性能の差が無いのも特徴です、読み込みの方に関してはプレクスターのM5Sと大差が無いですが、書き込みの方が圧倒的に早いですよね!これも前代HG3に似た特徴とも言えます。
SSDもこの1年の間にこんなに進化していたなんて...プレクさんは新製品出さないの?(^^;
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IRSTをインストールした場合のベンチですが..
始めにベンチを取った時と比べて+30%程SSDの領域を使っているので元々500MB/s位に落ちていた所で取った物ですが一応は少々の伸びは有る物の、全く体感上では感じることは無いでしょう!(^^;
 
 
 
 
 
 
Z87Exterm4のオンボード音源の音質の検証 
無圧縮音源のすすめ(MP3やAACがCD並何て言うのは嘘っぱちなのです!)
このマザーボードは蟹さんのALC1150を搭載して、オペアンプによるヘッドホンアンプもオンボードで付いています、オンボサウンドもなかなかの拘りがあるようなのですが、どの程度の音なのでしょうか?
USB-DAC(ぺるけ式トランスUSB-DAC)と音質を聞き比べてみました。
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今回視聴に使ったヘッドホンはAKG K242HDセミオープンタイプの物です。
元々高域の抜けが良く低域は控えめ(ナチュラル)のヘッドホンになります。
先ずは、鼻毛鯖(^^;の音源は?
まあ、何時ものかったるい音...ノイズは少ない物の高域がまるで伸びていない!真っ平らな音ですね!
次にZ87Exterm4のピンヘッダからケースのHP端子に繋いだ出力にダイレクトにK242HDを繋いでの試聴
ジャンルは80sと最新の洋楽(Rock)
ん!!ここここれは!?
明らかに鼻毛鯖の音源よりはマシですよ!(^^;
高域の伸びも申し分なく今迄のオンボサウンドだと詰まり気味のハイハットの音も綺麗に抜けている感じ!ボーカルを聞くと音楽の持つディテール感もしっかり表現されています。
楽器もしっかり分離されている感じです。
周波数特性はやや低域寄り、ダイナミックレンジは申し分ないと思います。
ヘッドホン出力は低域がチョットブースト気味(味付けしている)で若干ですが、歪み感があります。
MP3の128Kbps と320kbpsの判別は勿論、殆どの人は気がつかないであろう無圧縮リニアPCMと320kbpsのMP3の違いも私の耳では判別可能でした。(鼻毛音源は..判別不能(^^;; )
圧縮音源でも音源の違いは分かりますが、出来れば無圧縮音源かFLAC等の可逆圧縮音源で聞き比べてみて下さいね。
不可逆圧縮音源(MP3)は15KHz以上の高域だけで無く中低域の目立たない部分も間引きしていますので長時間聞くと何か気分が悪くなってきます(聞き飽きる)私だけか!?(^^;
MP3の圧縮後の復元は実は人間の頭の中で行う仕組み、つまり人の耳では聞こえにくい音域15KHz以上と20Hz-60Hzを間引きします(ビットレートによっては10kHz辺りから減衰します)間引きした部分を上手く合成できる人は低ビットレートでも満足に聞こえたり私のように上手く合成できない人は荒が目立ってしまうのかも知れませんね!?(^^;
そして変なエンコーダを使うと..低ビットレートでは高域が破綻して通称「チュルってる」状態になりとても聞けた状態では無くなります。
特にハイハットと女性ボーカルの高音部が変質してしまいます。
MP3でも音が良いね!と感じる方は騙されているのです(^^;;ウソウソ
ma4(AAC)等の新しい圧縮技術の方が人間の脳を騙しやすい傾向が有るようです。
そして..同じ音源を無圧縮で聞き直すと?「あっ!俺今迄騙されていたんだ!」と誰しもが気がつくことでしょう(笑 今迄圧縮音源にしたりきっている方は良い音源を使用する時は一度無圧縮の音を聞いてみて下さい!
あれ?こんなにこの音源の音が良かったんだ!と言う事に気がつくと思います。(中低域の厚みが増す)
要するに、良い音源なのにダウンロードの圧縮音源だけで音楽を楽しむなんて勿体ない...偶にはCDも買って聞いてみてね!と言いたいのです(^^;;;;;
この件については場違いのような気がしますので、そのうち「自作PC AUDIO入門」の方で詳しく述べたいと思います。
 
で、ペルケ式トランス式USB-DACに切り換えると...「あ、やっぱこっちの方良いわw(^^;」と言う結果です。
と言う事で、トランス式USB-DAC+ペルケ式FET差動HPアンプには敵いませんが、オンボードにしては大変な進化だと思います。
と同時にペルケ式FET差動HPアンプのひずみ感の少なさには改めて脱帽しました(^^;;;;
先ず特別耳が良いオーディオマニアの方で無い限り、今迄のオンボの音を知っている方なら十分満足の行けるサウンドが楽しめると思います。
※但し、内蔵サウンドを使用した時アナログ出力からプリメインアンプに接続して大きめのスピーカーで再生した場合起動時とスタンバイ復帰時に「ポッ!!」という大きなポップノイズが出るのは頂けませんね!PC用のアクティブスピーカーでは差ほど気になりませんが、気になる人はHDMI経由か光出力を利用した方がいいでしょう。

と言う事で、HaswellPCはこれで締めたいと思います。
次回は?中古パーツでPCのリプレース中古パーツの購入の際のポイント等を纏めてみたいと思います(予定)
5/27追記..
えー次のメインPCの更新は近日です(^^;; 悪魔の渓谷は9月じゃ無いみたいです